株式会社ホロンテクノロジーと株式会社アジャイルウェアより、RedmineのコミッターであるToshi MARUYAMA氏が2016年6月1日付でフェローに就任したとの発表が行われました。
株式会社ホロンテクノロジーのプレスリリース:
RedmineコミッタToshi MARUYAMA、ホロンテクノロジーのフェローに就任
株式会社アジャイルウェアのプレスリリース:
アジャイルウェア5期目、Toshi MARUYAMA氏をフェローに迎える
ホロンテクノロジーとアジャイルウェアから発表されたこれらの取り組みはRedmineの普及・発展に大いに寄与すると考えています。このたびの発表にあたり当社代表取締役 前田剛が歓迎のコメントを行い、両社のプレスリリースに掲載されました。コメント内容を以下に掲載いたします。
なお、当社は2012年9月からToshi MARUYAMA氏に技術顧問を依頼しており、今回の発表によりMARUYAMA氏が技術顧問またはフェローを務める企業は3社となりました。
ホロンテクノロジー様がToshi MARUYAMA氏をフェローとして迎え入れることを心より歓迎いたします。
Redmineが世に出てから今年で10年になります。Toshi MARUYAMA氏は2010年からRedmineの修正パッチを送るなどの貢献活動を開始し翌年にはコミッタとなりました。Redmineの歴史の半分以上の期間にわたり開発に深く関わっています。
Redmineを活用したソリューションを長年提供しているホロンテクノロジー様がToshi MARUYAMA氏と共にオープンソース・ソフトウェアに貢献することで、Redmine並びにホロンテクノロジー様の一層の発展につながることを期待しております。
Redmine開発チームの中心的メンバーであるToshi MARUYAMA氏をアジャイルウェア様がフェローとして迎え入れ、Redmineの普及・発展、並びにRedmine応用製品の技術開発をさらに進めるというこのたびの発表を心より歓迎いたします。
アジャイルウェア様は設立直後の2012年からRedmineをベースとしたソリューションを提供し、卓越した技術力で多くの顧客の課題を解決してきました。その過程でRedmineの使い方を大きく変える「Lychee Redmine」という製品も生み出されました。
アジャイルウェア様にToshi RUYAMA氏が加わることで、オープンソースソフトウェアとしてのRedmineがより良いものになっていくこと、 そしてLychee Redmine製品群の強化によってさらに多くの方々にRedmineが広がることを願っております。
弊社は設立以来Redmineの日本語情報サイト「Redmine.JP」の運営など、Redmine普及のための情報発信や活動を行っています。また、弊社代表取締役の前田は日本初のRedmineの解説書「入門Redmine」の著者であり、さらにRedmine自体の開発にもパッチ送付するなどして積極的に関わっています。2014年からはRedmine開発チームに加わり、公式サイトのチケットの管理や次期バージョンに盛り込むべき機能の提案も行っています。
Redmineに関するこれらの経験を生かし、RedmineのSaaS「My Redmine」を全国の企業に提供するなど、Redmineを活用した事業を行っています。