ファーエンドテクノロジー株式会社
インターネット上の技術・知識を活用してよりよい社会の実現を目指すインターネットサービス企業です。
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ファーエンドテクノロジー株式会社（島根県松江市朝日町 代表：前田 剛）は、2019年11月2日に、オープンソースの課題管理システム「Redmine」のファーエンドテクノロジー版「RedMica(レッドマイカ)」をリリースしました。Redmineでは開発済みでありながら未リリースの多数の新機能をいち早く利用できます。
redmica/redmica
RedMica is another distribution of Redmine, a great open source project management software. The main aim of RedMica is to quickly deliver enhancements that have already been developed but have not yet been released. It can be said that RedMica is the future Redmine you can get today.
RedMicaの目的は、Redmineの次期バージョンに含まれる新機能を、次期バージョンリリース前にいち早く提供することです。
RedmineはフランスのJean-Philippe Lang氏が開発した課題管理・プロジェクト管理のためのオープンソースソフトウェアです。 近年はおおむね1年から1年半ごとに、多数の新機能が盛り込まれたメジャーバージョンアップが行われています。
ファーエンドテクノロジーは2008年からRedmineのクラウドサービス「My Redmine」を運営しています。そして、My Redmineのお客様により良い機能を提供するためにRedmine自体の開発に協力してきました。しかし、Redmineのメジャーバージョンアップの1年から1年半程度と長く、またリリースのスケジュールが明示されていないため、①開発済みの新機能がなかなかお客様に提供できない②いつ提供できるのかもわからない — ことが課題となっていました。
この度リリースしたRedMicaでは、半年年ごとのメジャーバージョンアップによって、Redmineの時期バージョンの新機能を先行して利用できるようになります。ファーエンドテクノロジー版Redmineである「RedMica」は、 今日使える明日のRedmine と言えます。
RedMicaは、Redmine本体の開発成果を先行して利用できるようにしたものです。Redmineには存在しない機能がRedMicaに存在することは、原則としてありません。また、Redmineから枝分かれし独自に進化する「フォーク」ではなく、Redmineの一つの配布形態、「ディストリビューション」であるとご理解ください。
Redmineよりも短い間隔でリリースが行われるため、Redmineの次期バージョンの新機能を先行して利用できます。 「RedMica 1.0」では、Redmine 4.1.0相当の機能がご利用頂けます。
「RedMica」は、原則としてRedmineに対して行われたすべてのコミットを「RedMica」に取り込みます。 そのため、Redmineと高い互換性を維持し、Redmineから「RedMica」、「RedMica」からRedmineへと相互に移行できます（移行可能なバージョンの組み合わせには制限があります）。
「RedMica」はメジャーバージョンアップのリリース時期が5月と11月の年2回に固定されています。 新機能がいつ利用できるようになるか明確になります。メンテナンス対象は、現行バージョンと前バージョンです。
ファーエンドテクノロジーはこれまで通りRedmineへの貢献を継続します。 RedMicaを改良したい場合は、まずRedmine公式サイトにパッチを送り、それがRedmine本体に取り込まれればRedMicaにも反映します。 安定したリリースの実績を積み重ね、Redmineのもう一つの選択肢として、多くの方々に認知・活用いただけるよう取り組んで参ります。
弊社が提供するRedmineのクラウドサービス「My Redmine」においても、RedMicaを提供します。
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