3行で言うと…
今回は、香港・深圳に行くときにいつも持っていくものを紹介します。
ネット環境を確保するために現地SIMカードを日本で買って持っていき、SIMロックを解除したDoCoMo購入のiPhoneで使っています。
チャイナユニコム香港のSIMは、香港に加え深圳など中国本土でもローミングで通信できます。つまり、1枚で香港と深圳の両方で通信できます。このSIMが中国に行く人にとっての定番のようです。
中国のネット環境といえば、GoogleやTwitterなどさまざまなサイトがブロックされているグレートファイアウォールの存在が有名ですが、香港特別行政区では自由にネットにアクセスできます。また、香港や日本など海外SIMでローミングしている場合も、ブロッキングの対象外です。ですので、チャイナユニコム香港のSIMであれば深圳でもブロッキング無しでアクセスできます。
ただ、海外SIMのローミングであればファイアウォールの影響が皆無ということもなさそうで、Facebookが急に遅くなるとか特定のサイトにつながりにくくなるといった細かな一時的な不具合を何度か経験したことがあります。
中国と香港の公共のトイレは、個室にトイレットペーパーが備えられていないことが多いです。ポケットティッシュを日本でたくさん買って持っていきます。一日数個の見積で、多すぎかな? と思うくらいに持っていくと安心です。
現地で出歩くときは、かばんに3〜4個入れてます。絶対に忘れないようにしましょう。
オクトパス(八達通)カードは、ざっくり言うと香港におけるSuicaのようなものです。MTR(地下鉄)、トラム(路面電車)、バス、スターフェリーなど交通機関での支払いに便利です。Suica無しで東京を動き回るのが不便なのと同様に、オクトパスカード無しで香港を動き回るのはとても不便です。交通機関のほか、コンビニ・飲食店・空港の売店などでの支払いにも使えます。
香港国際空港に着いたら、到着ロビーのエアポートエクスプレス乗り場近くの自販機でオクトパスカードを買うのをお勧めします。空港から市内に向かうバスで早速使えます。バスは現金でも乗れますがお釣りがもらえないので、オクトパスカードが便利です。
なお、私はオクトパスではなく、1枚のカードで香港のオクトパスと深圳の地下鉄用「深圳通」(シェンジェントン)が一体になった互通行(フートンシン)カードを使っています。私のように香港経由で深圳に行くことが多い者にとっては1枚に済むのが便利です。ただ、チャージはオクトパス側と深圳通側とそれぞれに行う必要があるので、カードの数が減る以上のメリットはありません。
香港の通貨は香港ドル、中国の通貨は人民元です。
日本の空港で両替すると高いので、いつも香港国際空港に着いたときに香港ドルを、中国に入った時に口岸(イミグレーション)で人民元を両替し、あとは必要に応じて街中の両替店で両替しています。香港は場所によってはコンビニ並みに両替店が多いのですが、なんなのでしょうね。
なお、中国と言えばクレジットカード「銀聯カード」のイメージがありますが、案外使える店が少ないです。また、対応している店でも店員が扱いに慣れていなかったり、なぜか機械に拒絶されたり、スムーズに使えないことが多かったです。私は一応持ってますが、ほとんど使っていません。
海外では電源プラグの形状が異なるので、ホテルでスマートフォンの充電やパソコンを使うには変換プラグが必要です。私はさまざまな国で使えるマルチ変換タップと、香港用のBFタイプ変換プラグを持っていっています。
外国人が泊まるホテルには変換アダプタが備えられていることが多いですが、変換タップがあるとコンセントの場所が不便なときな一度に複数の機器を使いたいときに便利です。
変換タップを使えば物理的には日本でいつも使っている機器をさすことができるのですが、その機器が海外の220Vなどの電圧に対応しているか注意が必要です。私は一度、シェーバーが120Vまでしか対応していないことを見落として、220Vで充電しようとして壊したことがあります。また、その後買ったシェーバーはスイッチ切り替えで200V台の電圧にも対応できるものだったのですが、切り替えを忘れてそのまま変換タップにつないで壊してしまいました。
海外のホテルはいつも Booking.com というサイトで予約しています。海外サイトですがきちんと日本語化されていて、またスマートフォンアプリが使いやすいのが気に入っています。国内ホテルも時々Booking.comで予約することがあります。
予約の情報はアプリで確認できるのですが、破損や紛失など何らかの理由でスマートフォンアプリが利用できない事態や予約に関するトラブルに備えて、いつもサイトから予約確認書を紙に印刷して念のため持っていくことにしています。幸い、これまでのところ紙の予約確認書が活躍したことはありません。
Booking.comアプリの機能で地味に便利なのがホテル名と住所と「ここに行きたいです」というのを現地語で表示する機能で、タクシーで "I want to go this hotel" と言いながら画面を見せて連れて行ってもらったことがあります。
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