タイムレコーダーあります

11月11日はポッキーの日。そしてこの季節になると冬眠前のクマと同じで、皮下脂肪を溜め込んでしまう田中です。ここから春先に向けて間欠泉的なダイエットが始まります。

さて、自然の中で生きるクマはその体内時計と本能により冬眠を含めた生存に必要な活動をします。一方で人間の作り上げた社会では、規則によって組織構成員を時間管理して組織目的を達成する活動が行われます。

会社という組織を例にしますと、始業から終業までの時間管理は、労働基準法の有無に関わらず重要な労使契約の一翼を担っています。 そこで、時間管理のツールとして一般的に使われているのが「タイムカード」です。

今回のブログは、このタイムカードを今の機種に選定した時のお話です。

正社員だけじゃなく、アルバイトやパートの増えてきた昨今。個別の時間管理が難しくなってきました。そこで、タイムカードを購入することになったので、前田社長から機種選定を依頼されました。

四半世紀前(25年前ってことです)、某印刷会社の総務課勤務だった私としては、タイムカードに泣き笑いしたものです。

「退社時刻を出社時刻に押しちゃった(逆もあり)」「表裏間違えた」「時間がズレている」「他人のカード押した」etc … 300人もいる工場なので、毎日のように誰かがタイムカードの苦情を総務課に持ち込むので、新人の私が走り回る羽目になったものです。

そんな経験を踏まえて、私が一押ししたのがアマノ社「CRX-200」です。

一、信頼のブランド「アマノ」
二、出社と退社が、予め設定した時間で自動的に打刻欄を変更する
三、表裏判定機能で日付の打刻ミスが生じない
四、時刻差が週+-3秒以内と正確
五、万年カレンダーで自動的に月末月初を調整する

という5つの理由から推奨しました。

一の理由)やっぱり「アマノ」のブランド力は私の中で大きいですね。80年以上前に日本で初めて電気式タイムレコーダーを開発した老舗です。

二の理由)出退欄の間違えが一番多かったと記憶しています。 当時は本人のボタン操作で出退の欄を変更していたのですが、間違えるとしたら一番最初に打刻する人でした。 それなら自動で打刻欄が変われば、間違いも少ないハズ!

三の理由)これも打刻ミス或いは二重打刻の原因でした。 毎月16日になると「1日の欄に打刻しちゃった」という方いました。 アマノのカードには凹みが切ってあり、ここで表裏を判定しています。

四の理由)電波時計搭載型もありましたが、アマノではなかったのでw

五の理由)以前は閏年対応がとても面倒でした。便利な時代になったものです(しみじみ)。

最近はタイムカードではなく、アプリケーションで労務管理するものもあります。 でも、アナログ人間の私にはタイムカードがしっくりくるんです。

さぁ、今日も定時に帰ろっと!


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