書籍の分類

岩石です。
暖かい晩秋でしたが、突然寒さがやってきました。これからは日々寒さとの戦いです。今から既に春が待ち遠しいです。

オライリー図書

弊社のミーティングコーナーには、オライリージャパンの書籍を全て揃えており(いわゆる大人買い)、専用の本棚にルールを決めて配置しています。
(分野(≒背表紙の色)で場所を決めて、ISBN番号順(≒発売日順)に並べています)


オライリージャパンの書籍

その他の図書の検索

会社の書籍としては、オライリージャパン以外の書籍も多数あります。 技術書ばかりでなく、法律関係の書籍から経営やマーケティングなど業務全般に関連数書籍があり、社員で共有して読んでいます。 弊社ではオライリー以外の図書は二つの本棚に収めています。

書籍が増えてきて、問題となってきたのが書籍の検索です。

などなど本を探す機会はありますが、たった二つの本棚でも思いの外、意中の本はみつかりません。
なぜ探すのが大変なのでしょう。原因は本をしまうときにありました。本をどこにしまうか明確なルールが無かったのです。

アジャイル開発手法のリーンをテーマにした書籍など、「開発」・「マーケティング」・「経営」など様々な分野にわたる分類が考えられます。
人によりその区分けは様々で、探すだけで無くしまう場面でも迷うことがありました。

ということで本をしまう時に統一されたルールを用いて保存しようということになりました。
しかしながら本をしまうルールを自分たちで決めるとなるとそれは大変なことです。そこで世にある分類ルールを利用して分類し、収納する基準を設けることにしました。

NDC

世にある分類ルール ...お気づきかもしれませんが、 日本十進分類法(NDC) を用いることにしました。 NDCはほとんどの公共図書館が採用している図書の分類法です。 NDCについては、私が説明するほどの解釈を持っていないため、詳しく説明はしませんが、10の大分類を定め、またさらにその分野を10の分野に分類し、そして更に.....と繰り返して管理する符号(番号)を決めるものです。

NDCは改版や解釈などもあり、私たちが日々の業務の一環として分類について定義し管理するには問題があります。 このため弊社では国会図書館のNDCを採用し、書籍のISDN番号を用いて検索しNDC番号を割り付けることにしました。
下記サイトの詳細検索のタブにて、ISBN番号のところに書籍のISBN番号を入れると検索ができます。

国立国会図書館サーチ(NDL Search)
※上記サイトで国会図書館でのNDC番号が検索できますが、国会図書館ではNDCでなくNDLCという別の分類法を採用して分類されているそうです。

バーコードリーダ

これでNDC番号を調べ、書籍の背表紙に貼り付けてラベリングが完了するのですが、やってみると結構大変。
まず該当の書籍のISBN番号を調べて、間違いなく入力しないといけません。
そこで活躍したのがバーコードリーダです。


バーコードスキャンに使用したバーコードリーダー

昔々私が、「なんちゃって生産管理システム」を作成した際に、開発の試作用として中古の機器を買って保有していた事を思い出し、それを使用してみました。

USBバーコードリーダはUSBキーボードとしてPCは認識します。
このため、特に変わった設定を施すことなく利用が可能です。
弊社の標準PCであるMacにUSBバーコードリーダを接続しキーボードとして認識させ準備は完了です。

書籍の裏表紙にはISBN番号がバーコードで書かれています。
上記検索サイトを開き、ISBNの欄にカーソルを合わせバーコードを読み込むと自動的に検索結果の画面の遷移します。

当たり前のことですが、面白い。

並べ替え

ラベリングが終了し、本をソートして配置しました。一般の図書館ではラベルの上の段はNDC番号、2段目には著者の名前の最初の数文字を書かれることが多いのですが、弊社では2段目はタイトルにしてみました。


ラベリングと並べ替えた本棚の様子

これで誰がいつ読んでも返却の場所は同じです。またおおよその場所は確定しているので目による検索も楽になりました。 検索システムを作っても良かったのですが、本棚2台ですし、入力作業のことを考えるとこれで十分な気もします。

ところで本は整理されましたが、本を読む時間がなかなか作れません。 こればかりは自分でなんとかするしか無いですね(笑

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