遠藤です。今回は、ファーエンドテクノロジーが開発に協力するオープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine 6.0」の開発状況のまとめです。「注目の新機能」を中心に紹介します。
Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理・タスク管理ツールで世界中のエンジニアの貢献によって開発が行われています。また、ファーエンドテクノロジーでは、オープンソースであるRedmineの開発に10年以上協力しています。
Redmine 6.0.0は、2024年11月11日にリリースされました。2023年10月31日にリリースされた Redmine 5.1.0 以来の メジャーバージョンアップで、146件の改善・修正が行われています。
146件のうち、ファーエンドテクノロジーが開発した機能、関わった機能は85件で、全体の58%になります。また、弊社代表でRedmineのコミッターである前田は、更新された機能のレビューおよびリポジトリへの取り込みを行なっています。
Redmine 6.0 の新機能146件のうちファーエンドテクノロジーが85件を開発(全体の58%)
開発に協力しているファーエンドテクノロジーのエンジニア
Redmine 6.0.0では、デフォルトテーマが大幅に改良されました。ベクターアイコンの採用により視認性が向上し、フォントやテーブルが改善され操作性やテキストの可読性が上がりました。全体的にデザインが洗練され、より快適に使えるユーザーインターフェースになりました。
以下の記事でRedmine 6.0 の新機能を紹介しています。 Redmine 6.0 新機能紹介(Redmine.JP Blog)
ファーエンドテクノロジーでは、Redmineのクラウドサービス「My Redmine JP Edition」を提供しています。Redmine互換のファーエンドテクノロジー版Redmine「RedMica」がご利用になれます。2024年12月よりRedMica 3.1へのバージョンアップを順次行い、Redmine 6.0の機能がご利用になれます。My Redmineは最大2ヶ月無料でお試しいただけます。
【スタッフ募集中】
弊社ではAWSを活用したソリューションの企画・設計・構築・運用や、Ruby on Rails・JavaScriptフレームワークなどを使用したアプリケーション開発を行うスタッフを募集しています。採用情報の詳細
弊社での勤務に関心をお持ちの方は、知り合いの弊社社員・関係者を通じてご連絡ください。
![]() |
Redmine 6.0ではチケットやフォーラムでメッセージの一部を引用して返信できるようになります。この新機能の紹介と、どのように実現されているかを説明します。 |
![]() |
Redmine 6.0ではデフォルトテーマが改善され、見やすく、読みやすくなりました。その改善内容を紹介します。 |
![]() |
Ruby on Rails アプリケーションである Redmine の Wasm 化を試しました。 |
![]() |
RedmineプラグインのシステムテストをPlaywrightで動かす方法を紹介します。 |
![]() |
Redmineとプラグインの開発をしやすくするために作ったツールを二つ紹介。 |
![]() |
Open Developers Conference 2025(9/6開催)登壇・ブース出展 Open Developers Conference 2025で登壇・ブースを出展します。 |
![]() |
【AIがRedmineのチケットを要約】チケット内容が瞬時に分かる新機能「AIチケット要約」をMy Redmineで提供開始! Redmineのクラウドサービス『My Redmine JP Edition』で、チケット内容を要約する新機能「AIチケット要約」が使えるようになりました。 |
![]() |
RubyWorld Conference 2025 (11/6・7開催) にPlatinumスポンサーとして協賛 2025年11月6日(木)〜7日(金)に島根県松江市で開催される「RubyWorld Conference 2025」にPlatinumスポンサーとして協賛しています。 |
![]() |
2025年8月24日 オライリー本の全冊公開日のお知らせ(もくもく勉強会も同時開催) ファーエンドテクノロジーが所蔵するオライリー本(全冊)公開日のご案内です。公開日には「もくもく勉強会」も同時開催します |
![]() |
Redmineの最新情報をメールでお知らせする「Redmine News」配信中 新バージョンやセキュリティ修正のリリース情報、そのほか最新情報を迅速にお届け |