デジタル名刺を作る


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岩石です。
とてつもなく長かった夏が過ぎてもまだ例年より気温が高い日々が続いてましたが、いよいよ今週は気温が下がり半袖シャツも片付けかなと思ってます。寒いのが苦手なので、これから半年の間どうやって暮らしていくか、また悩ましい日々が続きます。早く春が来ないかな。

プライベート名刺を作りたい

ビジネスの場面では名刺交換はごく一般的な光景ですが、セキュリティやオープンソースなどITコミュニティ活動でも、実際に勉強会などのイベントで顔を合わせることもあり、初めて会う方などとの挨拶で名刺を交換する場面があります。

以前には自分が主催する勉強会の紹介を含めた名刺を作成し、対象となる方との挨拶には仕事用の名刺と共にお渡ししていました。


過去に作成した名刺

先々週「情報セキュリティワークショップ in 越後湯沢 2025」に参加したのですが、このイベントに間に合うように久しぶりにプライベートの名刺を作ってお渡ししようと考えていました。しかしながらデザインなどがまとまらず、名刺作成までたどりつきませんでした。同イベントでは仕事用の名刺を50枚ぐらい持って行ったのですが、結果として残り数枚となり終わり頃には名刺交換のたびにドキドキしていました。

そんな様子をSNSでつぶやいたところ、ある方からプレーリーカードを勧められました。確かに仕事用とプライベート用を合わせて100枚以上持ち歩くのは考えものです。少なくとも個人用は置き換えができそうと考え調べてみました。

プレーリーカード

プレーリーカードは株式会社スタジオプレーリー様が提供される製品サービスの名称です。一般的には「オンライン名刺」とか「デジタル名刺」と呼ばれる分野となります。

他にも同様の製品サービスはありますが、今回は自分が作成したプレーリーカードの話についてご紹介します。他のサービス等と詳しく比較したわけではないので、このような分野のサービスの一つの事例としてご覧いただけると嬉しいです。

デジタル名刺ならプレーリーカード|簡単作成・おしゃれ・月額無料

プレーリーカードについてざっくりと説明すると、

というものになります。

NFC対応のカードは金属のものや木材を使用したものもあり、またデザインの自由度も高いため名刺のデザインをそのまま印刷することも可能です。スマホでスキャンすると同サービスのプロフィールページに飛ぶので、伝えたい内容や紹介なども含めてプロフィール画面に表示しておけばWebサイトへの導線などにも使えます。

Onelink

一方でNFCカードでなくても名刺はやはり紙で配布することとし、QRコードを載せておきスマホで撮影してプロフィールページなどを表示させれば良いというアイデアもあります。

SNS情報や簡単なプロフィールを登録していくサービスもいくつかありますが、今回は日本のサービスの中からOnelinkについて書きます。こちらも上記プレーリーカードと同様に、このような分野のサービスの一例としてご覧ください。

Onelink | あなたのリンクを1つにまとめるリンクインバイオ(Link In Bio)

無料プランで一通りの機能があり、有料プランになるとURLのアカウント共有やURLを複数発行できたり、アクセス解析ができたりなどビジネスに向けた利用ができるようです。いくつかのSNSのボタンが用意されていますが、極端にSNSに特化してませんので、登録するURLは自由に登録できます。製品やサービスのURLなどを登録して利用するといったこともできそうですね。

パーソナルユースとしては無料プランでの提供機能で十分備わっていますので、このサービスでURLを発行し名刺などに印刷するのも良さそうです。

比較

名刺交換という場面を想定してプレーリーカードとOnelinkを比較すると下記のように感じました。

プレーリーカード

NFCカードを使った交流が中心でカードを複数紐づけることができることから、場面に合わせて様々なデザインのカードでご挨拶をしたり、複数のカードを分散して保管しカード忘れ(≒名刺忘れ)を無くすようなこともできます。
作成するページは比較的情報量も多く書き込むことができ、また登録するWebサイトの情報も大きく表示されます。
ただし相手にお渡しするものはありませんので、NFCを読み込むもしくはQRコードをカードに印刷したとしてもスマホがないと成立しないことになります。

Onelink

一方でOnelinkは物理的な媒体はありませんので、実際の名刺に印刷したQRコードをスキャンしていただくことになります。
名刺をお渡しして後ほど確認してもらうなどの方法もとれるので、スマホに依存することはありません。
作成するページは比較すると文字数は少なめで、本当にリンクを集めて集約するという目的に特化しています。
掲載する情報が少ない分、シンプルに見やすいとも感じます。

私の選択

今回の私の利用シーンをふまえると

といったことからプレーリーカードの方がニーズに合うと判断しました。

カードからのアクセスのみプライベートな情報が表示されたり、そういった配慮もありがたいです(表示・非表示が自分でコントロールできると更に嬉しいです)。

公開ページのQRコードを印刷したカードを追加して財布などに分散保管し、名刺入れを持たない場面でも挨拶できるようにといった使い方も今後やってみようと考えています。

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