Redmine 6.1.0リリース(2025年9月)ファーエンドテクノロジーによるRedmineへの開発協力


My Redmine

遠藤です。今回は、ファーエンドテクノロジーが開発に協力するオープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」の開発状況のまとめです。

2025年9月22日にリリースされた Redmine 6.1.0 において、ファーエンドテクノロジーが開発した機能や開発に関わった機能をご紹介します。

ファーエンドテクノロジーによるRedmineへの貢献

Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理・タスク管理ツールで世界中のエンジニアの貢献によって開発が行われています。また、ファーエンドテクノロジーでは、オープンソースであるRedmineの開発に15年以上協力しています。

弊社代表の前田はRedmineのコミッターとして活動、また弊社エンジニアも機能開発、修正に貢献しています。

Redmineとファーエンドテクノロジーとの関わり

Redmine 6.1.0 開発状況

Redmine 6.1.0は、2025年9月22日にリリースされました。2024年11月11日にリリースされた Redmine 6.0 以来の メジャーバージョンアップで、76件の新機能・修正が行われています。

76件のうち、ファーエンドテクノロジーが開発した機能や開発に関わった機能は48件で、全体の63%になります。また、弊社代表でRedmineのコミッターである前田は、機能のレビューおよびリポジトリへの取り込みを行なっています。

Redmine 6.1 の新機能・バグ修正 76件のうちファーエンドテクノロジーが48件を開発(全体の63%)

開発に協力しているファーエンドテクノロジーのエンジニア

ファーエンドテクノロジーが開発した主な機能

当社が開発した機能と開発に関わった機能の中から、主な機能を紹介します。なお、Redmine 6.1の新機能については以下のリンク先の記事で紹介していますので、そちらも合わせてご覧ください。

Redmine 6.1 新機能紹介(Redmine.JP Blog)

Go MAEDA

【Gravatarアイコンのデフォルトにイニシャル追加/Gravatar未使用時にユーザー名のイニシャルを表示】

「Gravatarアイコンを使用する」を有効に設定している場合、以前のバージョンではユーザーがGravatarアイコンを登録していなければアイコンが表示されませんでしたが、RedMica 6.1以降はユーザーの氏名をベースにしたイニシャルのアイコンが表示されるようになりました。

また「Gravatarアイコンを使用する」を無効に設定している場合でもイニシャルのアイコンが表示されるようになりました。

Mizuki Ishikawa

【アラートボックスの表示】

CommonMark Markdownでアラートボックスを表示できるようになりました。Wikiやチケットの文中で、注意事項や補足事項などを目立たせることができます。
(Redmine 6.1.1 ではWarningとCautionの色がISO 3864等にならってオレンジ色と黄色に変更されます。また、Warning,Caution、Important、Tip、Noteなどの見出しが日本語化されます。)

【チケットの題名を画面上部に固定表示】

チケットの題名が画面上部に固定表示されるようになりました。画面をスクロールしてもどのチケットを表示しているかが一目でわかるので、誤って別のチケットを更新してしまうミスを防ぐ効果があります。

Katsuya HIDAKA

【リアクション機能(いいねボタン)】

リアクション機能(いいねボタン)が追加されチケット、コメント、ニュース、フォーラムに「いいね」ができるようになりました。コメントの既読や共感などのコミュニケーションが取りやすくなりました。

最後に

ファーエンドテクノロジーでは、Redmineのクラウドサービス「My Redmine JP Edition」、「My Redmine Global Edition」を提供しています。Redmine互換のファーエンドテクノロジー版Redmine「RedMica」がご利用になれます。2025年12月よりRedMica 4.0へのバージョンアップを順次行い、Redmine 6.1(2025年9月リリース)の機能の一部と、Redmine 7.0.0 リリース予定の新機能を先行して利用できます。

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