石川です。2026年1月に開催された Genuary をきっかけに、初めて p5.rb に触れたので、そのときのことを書きます。
Genuary は、毎年1月に行われるジェネラティブアートのイベントです。https://genuary.art/prompts で毎日提示されるお題を手がかりに各々自分なりに解釈して作品を作ります。例えば2026年1月1日のお題は"One color, one shape."です。31日分のお題が用意されていますが1日だけの参加でも良く、FAQには「プロンプトに完全に従う必要も無い」「使う言語やツールにも決まりがない」等と記載されていて気軽に参加出来ます。
他の人の作品をXのハッシュタグ( #genuary )で見ることができるのですが、同じお題でも人によってまったく違う表現になるのも面白いところです。途中までは他の人の作品を「すごい」「このお題からこういう発想になるのか、なるほど」「綺麗」「これがコードによって生成されているのか...」などと楽しんでいたのですが、だんだんと自分もチャレンジしてみたくなってきて参加しました。
今回チャレンジする上でRubyを使って描きたかったので、p5.rbを使いました。
p5.rb は、JavaScript のクリエイティブコーディングライブラリ p5.js をRuby で扱えるようにした環境です。setup と draw を中心に、図形を描いたり、色や動きをつけたり、乱数で変化を作ったりといった表現を Ruby の文法で試せます。
また、 rbCanvas/p5 や p5.rb Editor などブラウザでコードをすぐ試せる環境もあり、コードを書いてすぐ結果を見ることができて初心者にはとても取っつきやすかったです。
1月5日のお題"Genuary"をフォントを使わずに描くに挑戦しました。 p5.rb の機能にある丸や三角形、四角形を描くメソッドを使って、図形だけで文字を表現してみました(Eなどは背景色と同じ図形を描画して一部を削っています)。
座標を指定するのが大変だったので、各文字のエリアをboxとして捉えて、そのbox内のどれくらいの位置(0.0〜1.0)に点を置くかを書けばxやyの値を計算できるようにしました。また、これだけだと座標を書いただけになってしまうなと思い、frameCountを元に文字の色を変えたり、背景に薄くアルファが表示されてふわふわと動くようにしました。
実際にコードによって動く画面を https://ishikawa999.github.io/try-creativecoding/genuary-5/ で見ることができます。
コード:
他に1月30日にもトライしてみました。こちらはイマイチ解釈がしっくりきていないのですが、動くところまでできたので良しとします。
実際にコードによって動く画面を https://ishikawa999.github.io/try-creativecoding/genuary-30/index.html で見ることができます。
コード: https://github.com/ishikawa999/try-creativecoding/blob/main/genuary-30/index.html
書いたコードがビジュアルに即座に反映されるのが面白かったです。仕様決めやコーディングにもAIを使うのが当たり前になってきた世の中ですが、たまにはこうやって楽しんでコードを書くことも失わないでいたいなと思いました。
X のハッシュタグ #genuary を見ると、同じお題でも解釈の異なる作品が数多く投稿されています。ぜひのぞいてみてください。
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