redmine.orgのContributorになりました

3月から取り組んでいたRedmine関係の仕事が一段落の前田です。さて、「またか!」と言われそうですが、前回担当した 10月22日の記事 に続いて今回もオープンソースのプロジェクト管理ソフトウエア Redmine の話です。

11月2日、Redmine公式サイトの Redmine開発プロジェクト でContributorロールのメンバーになりました。

Redmine公式サイト自体がRedmineで運営されていて、そのRedmineへのユーザー登録は誰でも自由にできます。世界中の利用者が機能要望やバグ報告のチケットの作成をしています。一般のユーザーでもチケットの作成やコメントの追加ができますが、Contributorロールのメンバーになったことで、重複するチケットを関連づけたりクローズしたり、チケットの対象バージョンを設定したりするなど、チケットを整理する仕事が自分の判断でできるようになりました。

Contributorロールのメンバーは私を含めて16人です。なお、コミッターになったわけではないので、ソースコードを変更する権限はありません。

Contributorに登録された経緯

11月3日の朝、日本語訳のパッチを送ろうとしたらRedmineの画面がいつもと違い、見えている項目が増えていることに気がつきました。プロジェクトのメンバーの一覧を確認したら自分の名前を見つけました。

これまで日本語訳のパッチを送ったり、少しでも開発に貢献できればと思い重複しているチケットやクローズできるチケットを探しては指摘するなどしていました。たびたび “This issue can be closed.” などとコメントをつけていたので「自分でクローズしろ」とJPL(Jean-Philippe Lang氏、Redmineの開発者)が思って権限をくれたのかもしれません。

今後の活動

できるようになったことは、簡単に言えばチケットの整理です。現在、Redmine公式サイトには未完了のチケットが4000件以上存在します。これらのチケットを整理したり埋もれたチケットを発掘したりしてコミッターの皆さんが活動しやすい環境を作ることで、Redmineの発展に貢献したいと考えています。


Redmine超入門 (日経BPムック)

日経BP社 (2013-12-11)
売り上げランキング: 12,259

ファーエンドテクノロジーからのお知らせ(2024/04/24更新)
入門Redmine 第6版 出版記念企画セミナー「Redmineのアクセス制御」【2024/5/30開催】
入門Redmine 第6版(2024年3月23日発売)の書籍から「Redmineのアクセス制御」について解説します。
My Redmine 初回ご契約で「入門Redmine 第6版」プレゼントのお知らせ
Redmineのクラウドサービス「My Redmine」を初めてご契約いただいたお客様にRedmine解説書「入門Redmine 第6版」を進呈いたします。
2024年度ブランドパートナーに島根県在住のモデル ユイさんを継続起用
ユイさん(モデルスタジオミューズ所属)をファーエンドテクノロジーの2024年度ブランドパートナーとして継続して起用します。
My Redmine スタンダードプランおよびAdminサポートデスクプランの料金改定のお知らせ【2024年4月ご利用分より】
2024年4月ご利用分より、My Redmine スタンダードプラン(民間企業・個人向け及び官公庁向け)とAdminサポートデスクプランの料金を改定いたします。
Redmineの最新情報をメールでお知らせする「Redmine News」配信中
新バージョンやセキュリティ修正のリリース情報、そのほか最新情報を迅速にお届け