原田です。先日半日程度外出していたのですが、日除けをしていなかった手首が真っ赤に日焼けしてました。熱中症には気をつけないといけませんけど、日焼けができる夏は最高だなと思いました。
今回はAWSに関しては初心者の私が実際にAWSを使ってみて感じたことを書きます。
Redmineのクラウドサービス「My Redmine 」など、当社ではAWSを使用してサービスを提供しております。 クラウドを利用することでITリソース等を自社で調達する必要がなく、サービスの改善に注力できることで、12周年(試験提供含む)を迎える「My Redmine」は多くのお客様にご利用頂いております。
「サーバーレス」とあるようにサーバーの管理は不要で、処理の実行時間や実行回数に対して従量課金が行われます。オンプレミス環境で各種サーバーを構築された経験のある方にはご理解頂けると思いますけど、将来を見越してサーバー機器のスペック(CPU・メモリー・ハードディスクの容量等)を事前に検討していた手間が無くなるのは魅力があります。インフラエンジニアよりは私のようなアプリケーション開発者が好みそうな設計思想(サービス)なのかなと思います。
今回は AWS Lambda と AWS Step Functions を当社検証環境で使用してみました。
AWS Lambda(以降Lambdaと略します)にはRubyランタイム(AWS Lambda ランタイム)も用意されています。AWS SDK for Rubyを使用してAWSの各サービスを操作したり、自社独自の処理が作成できる点はRubyを使用している当社にとって嬉しい限りです。
しかしLambdaには、実行時間は最長15分・メモリ使用量は上限3GB、等いくつか制約があります。これら制約事項に触れなければLambdaは非常に便利なサービスです(Lambdaで作成した処理をAWS Fargate等で実行するとこれら制約事項を回避できる場合もあります)。
AWS Step Functions(以降Step Functionsと略します)は上記のLambdaやその他AWSサービスを自社のビジネスロジックに基づいて順番通りに実行させることができます。JSONで作成したStep Functionsステートマシンをフロー図で画面に表示してくれる点は処理の流れが把握しやすくて便利だなと思いました。
Step Functionsは各AWSサービスと入出力フィールド(InputPath, OutputPath, ResultPath, Parameters)を介して一連の処理を連携します(Step Functions の入出力処理)。注意点として、入出力フィールドはバケツリレー方式で値を受け渡ししていますので不要な値は適宜消し込んでおかないとStep Functionsステートマシンの終了時に呼び出し元に返すべき値が把握できなくなる恐れがあります(ResultPath: 結果を破棄し、元の入力を保持する)。
私はRedmineの改善業務も行っておりますが、当社サービスである「My Redmine」は、RedmineだけでなくAWSを始め様々なシステムが稼動することで提供できております。AWSとの連携範囲も大きくなり当社にとって欠くことのできないものになっています。AWSサービスはとても多く取捨選択するのは大変ですけど業務を通じて(実際に手を動かして)引き続きAWSを学んでいきたいです。
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