杠です。
最近、カメラからスマホに画像を移動する機会が頻繁にあり、毎回移動元や移動先を選択するのが大変だと感じていました。そんな時、Androidの自動化アプリ「MacroDroid」を見つけ、画像移動を自動化する方法を試してみることにしました。
MacroDroidは、Androidデバイス向けの自動化アプリです。特定の条件(トリガー)が発生した際に、指定した作業(アクション)を自動で実行する仕組みを簡単に設定できます。
MacroDroidは日本語に対応しており、かつシンプルなインターフェースで設定や操作が直感的に理解できます。この点が自分にとって他の自動化アプリと比較して使いやすさを感じました。
インストール後7日間の無料期間があり、その後は有償版への移行か、広告視聴で無料期間を延長できます。
今回は、カメラとスマホをUSB接続したときに、カメラ内の画像をスマホの指定フォルダに自動移動する仕組みを作成しました。
※動作確認したのは記載のスマホ、カメラの組み合わせのみです。使用の機器やAndroidバージョン、アプリの機能変更などによって動作しない可能性があります。
使用環境:
設定した自動化の流れ:
MacroDroidのアプリを起動すると、ホーム画面が表示されます。
左上の「マクロを追加」をタップすると、マクロの作成画面が表示されます。
次の手順で設定を行いました。
1. トリガーの設定
トリガーの+から[USB機器の接続/切断]を選択 > [USB機器が接続]を選択 > [OK]
2. アクションの設定
2で待機時間を追加しないと、動作しませんでした。接続直後にスマホのファイルマネージャーが自動的に起動するため、その影響を避けるために2秒の待機を追加しています。
6では画像の移動が完了したことが分かるよう、移動後に通知を表示するアクションを追加しました。
3. マクロの保存と確認
左上でマクロ名を入力して、右下のアイコンをタップして保存します。マクロの一覧で、マクロが有効になっていることを確認できます。
スマホにUSBケーブルを介してカメラを接続するとマクロが実行されます。
画像移動の作業が簡略化され、とても便利に感じました。特に、画像の移動元や移動先を毎回手動で指定する必要がなくなった点が大きなメリットです。
一方で、画像移動中の進捗状況がわからない点が少し不便に感じました。複数の画像を移動する際、完了までの少し時間がかかり、マクロが途中で止まっているのか単に時間がかかっているのか判断しにくいことがありました。現状は、通知を待って移動を確認するようにしています。
カメラの画像をスマホに取り込む作業を簡単にするため、MacroDroidを使って自動化を試してみました。結果、毎回手動で移動先を選ぶ手間が省け、作業がスムーズになりました。無料版でも十分に活用できたので、手軽に試してみたい方にもおすすめです。
今回はカメラからスマホへの画像移動を例に紹介しましたが、他にも日常のちょっとした不便を解消できる可能性があります。「こんなこともできるかな?」というアイデアを気軽に試せるのがMacroDroidの魅力です。ぜひ、自分に合った活用方法を見つけてみてください!
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