杠です。私は電車通勤をしていますが、最近は本を読むことが多くて外の景色を見ていないことに気づきました。紅葉の時期なのでたまには景色の変化を見てリフレッシュしようと思います。
今回は、View customizeプラグインによるRedmineのカスタマイズ事例をGitHubに公開したことについて、大変だったことや良かったことを交えて書きます。
弊社が提供しているRedmineクラウドサービス「My Redmine」ではRedmineの画面をカスタマイズできるView cusotmizeプラグインを利用できます。View cusotmizeを使ったカスタマイズ事例(設定内容など)を弊社のwebサポート窓口のWikiで紹介していましたが、それをGitHubへ公開しました。
(過去のブログで、View customizeプラグインを紹介しています。「Redmineの画面カスタマイズに便利なView customize plugin」)
View customizeプラグインによるRedmineカスタマイズ集
ファーエンドテクノロジーによるView customizeプラグインによるRedmineカスタマイズ集
初めに書いたように、これまでは弊社のwebサポート窓口にカスタマイズ事例を公開していました。しかし、webサポート窓口のアカウントをお持ちのMy Redmineのお客様しかご覧頂けないことや、「どのRedmineバージョンでテストをしたか分からない」、「My Redmineで提供している最新のRedmineバージョンで動くか分からない」というようにカスタマイズの事例を管理できていないという課題がありました。
そこでMy Redmineで提供しているRedmineのバージョンで動作するかを確認し、合わせてカスタマイズを誰でも見られる・社内でも管理しやすくなるようにGitHubへ公開することにしました。
次の手順で作業しました。
カスタマイズ事例は、READMEが見やすいようディレクトリ(customizes)にまとめました。
カスタマイズをRedmineのバージョンごとに動作確認する作業が大変でした。 多くカスタマイズ事例があるのは良いことなのですが、後々管理するときのことも考えてどのバージョンで動作するか確認しておけば良かったと反省しました。バージョンアップがあった時にまた動作確認の作業が必要になるので、できるだけ作業が楽になるような方法を考えなければなと感じました。
カスタマイズの設定内容などは、Markdownで書いていたのでそのまま内容をコピーしGitHubへ掲載できるので書き方を変えるような作業はありませんでした。思ったより時間をかけず作業できて良かったです。
また、これまでカスタマイズ事例は限られた人しか見ることができませんでしたが(弊社のWebサポート窓口のアカウントをお持ちのお客様のみ)、GitHubに公開することで誰でも見られるようになりました。
また、運用面では記事の公開手順をまとめたことで、記事に修正が必要な場合も社内で対応しやすくなったと思います。
2018年4月ごろからwebサポート窓口のwikiにカスタマイズを追加していって現在では50個ほどになりました。GitHubへ公開しているものは現時点で13個です。現在はwebサポート窓口の方に多くのカスタマイズ事例がありますが、GitHubへ移動していく予定です。GitHubのカスタマイズ追加と合わせて、動作確認の方法や手順を試行錯誤しながら考えていきたいと思います。
「これからview customizeプラグインを使ってみようかな」という方はカスタマイズ事例集を参考にしてみてください!
View customizeプラグインによるRedmineカスタマイズ集
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