遠藤です。2022年のカタールW杯における日本代表-SAMURAI BLUEの活躍に感動しました。今大会ではVARもお目見え。ほんの少し手が出ているだけでもオフサイド。今後普及していくのでしょうか。
さて、今日ご紹介したいのは、弊社と同じイルグルムグループの企業である株式会社スプー(以下スプー)の「事例侍」という導入事例コンテンツ取材&執筆サービスです。執筆・編集のプロによる取材から記事の作成までを依頼できます。
弊社では、プロジェクト管理のクラウドサービス「My Redmine」を提供しており、その導入事例の制作で2022年7月以降公開分から「事例侍」を利用しています。
現在公開されている記事のうち「事例侍」を利用したものは株式会社イシダテック様、株式会社ノーリツ様、株式会社ネットワーク応用通信研究所様の3社分です。
My Redmineは、タスク管理や課題管理、バグ管理などさまざまな業種・職種で利用されているプロジェクト管理のサービスです。ご利用の事例を幅広く紹介し、多くの方の参考にして頂きたいという思いから掲載を行なっています。事例の取材にご協力いただいているお客様には、いつも丁寧にご対応いただきとても感謝しています。通常業務ではお客様と直接お話する機会がないことから、ご利用いただいている方と接することのできる貴重な機会でもあります。
導入事例の制作のおおまかな流れは以下のとおりです。
コロナ前は直接お客様を訪問して取材を行なっていましたが、コロナ以降ではウェブミーティングによる取材に変わりました。
事例侍の利用後は以下のようになりました。
流れは同じですが「取材」「原稿作成」がスプーの「事例侍」の役割です。取材前には、事前に会議を行い方向性を共有します。この会議のおかげで両者の認識がずれることなく取材に臨めます。会議の内容をもとにスプーにて質問票を提案してくれます。また取材はスプーのライターさん、エディターさんが行います。我々も同席しお伺いしたいことに漏れがないようにしています。
取材から原稿を作成するまでに時間を要します。社内で制作していたときは様々な業務を行いつつ編集を行うため相当の時間がかかっていました。また原稿作成までお客様をお待たせしてしまっていました。
事例侍を利用することで制作時間を圧倒的に圧縮できました。1〜2週間程度で初稿を提出してもらえます。
以前は取材中の様子をボイスレコーダーに録音していました。最近はZoomの録画機能を利用しています。録画・録音データを聴きながらの文字起こしは時間がかかります。
省力化のためにAWSのAmazon Transcribeを利用したこともあります。ボイスレコーダーで録音したファイルMP3をAmazon Transcribeでドラッグアンドドロップするだけで文字に変換してくれます。ゼロから文字起こしするよりは楽なのですが、適切に変換されていない箇所も多くこちらも内容の確認が必要なため、聞きながら文字起こしを行うのとあまり変わらなかったように思います。
Amazon Transcribe(音声をテキストに変換する機能を簡単に追加)| AWS
Amazon Transcribe は、デベロッパーが音声をテキストに変換する機能をアプリケーションに簡単に追加できるようにする、自動音声認識 (ASR、automatic speech recognition) サービスです
また、文字起こししただけではコンテンツにはなりません。取材のときは五月雨式に質問することもあるため、文字起こししたものを読みやすく編集する必要があります。この編集作業が素人にはとても難しいです。
事例侍を利用することで、自分たちによる文字起こしと編集作業がなくなりました。我々が形にしたいと思っていることを取材から文字起こし編集までを行なってもらえるため、制作時間がとても短くなりましたし、社内のリソースを割く必要もありません。
スプーで作成していただいた記事を社内で確認し修正を行い、お客様へご確認をお願いしています。プロの方による記事のため原稿の確認時間も自社制作のときに比べて削減できています。
スプーは、ITに強く専門用語がわからないなどがないため安心です。My Redmineがどのようなツールであるかもご理解いただけているところがとても心強いです。以前から制作を外部に依頼することを検討はしていましたが、どこでも良いかというとそうではありません。かえって仕事がふえてしまうというケースも考えられます。
取材に同席にして感じたのは、余計なことを聞かない、取材時間もオンタイムで進行するということを感じました。以前、私が取材に伺ったときなどは、つい色々なことを聞いてしまいます。たくさんの情報を集めて参考にするという考えなのですが、時間を延長したり記事にならないことをお尋ねしたりしていたように思いました。編集だけでなく取材から一緒に対応していただけるのも良い点です。
編集のプロの方による取材、記事のため素人が編集した記事よりはるかに良いのです。また、わたしたちも取材に同席するため聞きたいことを逃すということもありません。また、弊社の要望だけでなくより良いものにしていくご提案を頂いて、一緒に良いものを作るために取り組めるのは嬉しいことです。引き続きお客様の事例を伺ってまいりたいと思います。
My Redmineをご利用中のお客様におかれましては、ぜひ取材をお願いしたいというご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせいただけると、とても嬉しいです。
【スタッフ募集中】
弊社ではAWSを活用したソリューションの企画・設計・構築・運用や、Ruby on Rails・JavaScriptフレームワークなどを使用したアプリケーション開発を行うスタッフを募集しています。詳細はこちら
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