文字が薄れて見えない「ICOCA定期券」の再発行手続き


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杠です。最近、観葉植物に新芽がすくすくと成長して、大きくなっていくのが見ていて楽しいです。

私は通勤に電車を利用するのでICOCAの定期券を購入し利用しています。何度も定期券を更新して長く利用しているので、カードの印刷も一部削れたり、文字が読みにくくなったりしていました。(ケースに入れずに扱っていた期間が長かったので、それも影響しているかもしれません。)


期限などの文字が読みにくくなったICOCA定期券

そして、ついに定期券の期限がまったく分からなくなってしまいました。JRのサイトによると再印字が可能ということで依頼してみましたが、再印字を行ってもカードにインクがのらず、改善される見込みがない状態だったので再発行することにしました。

今回、ICOCA定期券を再発行するまでの手続きと注意点を紹介します。

再発行を行う場合の流れ

ICOCA定期券の再発行については、ICカード乗車券取扱約款(第37条)によると次の場合では再発行が可能です。再発行の対象となるかは、係員さんに確認しましょう。

ICOCA定期券の破損等によってICOCA定期券の処理を行う機器での取扱いが 不能となった場合は、その原因が故意によると認められる場合を除き、当該ICOCA定期 券の再発行の取扱いを行います。

https://www.jr-odekake.net/icoca/info/article.html

次の流れで再発行手続きが行われました。再発行には最低1日かかります。

  1. 駅のみどりの窓口で再発行に必要な用紙を記入します(私のケースでは最初に再印字をお願いしましたが印字が読めない状態は解消せず、係員さんから再発行の意思を確認され、用紙を提供してもらいました)
  2. 再発行までの間に、定期券の代わりとなる券(ICOCA再発行登録票 兼 特別乗車証)
  3. 翌日以降(14日以内)に再度みどりの窓口に出向いてICカード(ICOCA)を再発行してもらいます。再発行時にはデポジットが新しいICカードに移行され、古いICカードは回収されます。

    再発行したICOCA定期券。新しいカードには再発行と記載されています。

再発行に伴う料金はかかりません。1と2の手続きは約5~8分程度で終了しました。ただし、カードを紛失して再発行を行う場合は、再発行手数料520円とデポジット500円が必要です。

再発行までにICカード(ICOCA定期券)でできること・できないこと

ICカード(ICOCA定期券)を利用して再発行手続きを申請してから、再発行が完了するまでにはいくつかの制約があります。再発行のタイミングに注意してください。

できないこと

できること

私は普段ICカードの電子マネーを利用しないため、再発行までに不便さを感じることはありませんでした。

まとめ

ICOCAの定期券を再発行する際は、以下の点に注意する必要があります。

利用履歴が重要であったり(履歴を取得する必要があるなど)、ICカードのIDmを入退室管理システムや勤怠管理システムで使用している場合には、再発行を行う前に影響を事前に確認することをおすすめします。

またカードの劣化を考慮すると「モバイルICOCA」への切り替えも検討してみると良いかもしれません。モバイルICOCAは、ICカードのICOCAの機能をスマートフォンで利用できるアプリです。当初はAndroidスマートフォンでのみ利用可能でしたが、2023年6月27日からはiPhoneやApple Watchでも利用が可能になりました。(今回はICカード定期券の期限が、1ヶ月以上先だったのでモバイルICOCAへの切り替えは見送りました。)

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