吉岡です。Amplify Gen2のサンプルコードを使用してみたのでその感想をまとめました。長年Amplify Gen1を利用してきた自分にとって、Gen2の新しい機能や改善点には期待と不安がありました。今回は、その初歩的な使用感について紹介します。
弊社ではAmplify Gen1をプロダクション環境で5年以上使用してきました。Amplify Gen2がGA(General Availability)されてから数ヶ月が経過し、本格的にGen2への移行を検討するにあたり、まずは公式ドキュメントのサンプルコードを基に概要を掴むことにしました。ここではその体験と感じた点について書きたいと思います。
今回は公式ドキュメントに掲載されているQuickstart(React)に従い、アプリケーションをデプロイしました。
公式ドキュメント: Quickstart
git clone
でダウンロードし、コードを修正。Amplifyのサンドボックス機能を使って開発し、本番環境へのデプロイもスムーズに行えました。参考として、Gen1とGen2の機能比較についても触れたいと思います。公式ドキュメントによると、基本的にGen1でできることはGen2でも対応していますが、いくつか注意が必要な点があります。
amplify mock
に代わる新しいアプローチが採用されています。これも今後試してみたいと考えています。参考情報: Gen 2 for Gen 1 customers
Amplifyの設定ファイル(amplify_outputs.json
)は、AWSにデプロイされた環境にアクセスするために必要ですが、サンドボックスを利用するとこのファイルが上書きされてしまいます。サンドボックス利用後に元の状態に戻ることを期待しましたが、ファイルが削除されてしまい少し残念な気持ちになりました。
今回はAmplify Gen2のサンプルコードを動かし、初歩的な検証を行いました。細かい機能のテストはまだこれからですが、バックエンドがCDKベースになったことで運用の安定性が向上する可能性を感じています。引き続き検証を進め、今後も積極的に利用していきたいと考えています。
【スタッフ募集中】
弊社ではAWSを活用したソリューションの企画・設計・構築・運用や、Ruby on Rails・JavaScriptフレームワークなどを使用したアプリケーション開発を行うスタッフを募集しています。採用情報の詳細
弊社での勤務に関心をお持ちの方は、知り合いの弊社社員・関係者を通じてご連絡ください。
AWS Amplify のサンドボックスを試してみた AWS Amplifyのサンドボックスを利用するとAWSアカウント無しでAmplifyの一部機能を試せます。 |
|
RedmineプラグインのシステムテストをPlaywrightで動かす Playwrightは環境構築が簡単なのが魅力的です。GitHub Actionsでの自動テストも簡単に設定できます。 |
|
グアムで使ったeSIM Airalo と配車サービス Stroll スマートフォンでの操作のみでインターネットに接続できるeSIMと配車サービス Strollをグアムで利用しました。 |
|
Intel MacからM3 Macへデータを移行しました パソコンをIntel MacからM3 Macへ新しくしました。移行アシスタントとTime Machineのバックアップを使って、楽にデータ移行ができます。 |
|
Redmineとプラグインの開発を支える自作のツール Redmineやプラグインの開発を行う中で、開発をしやすくするために自作したツールを二つご紹介します。 |
2024年9月14日 オライリー本の全冊公開日のお知らせ(もくもく勉強会も同時開催) ファーエンドテクノロジーが所蔵するオライリー本(全冊)公開日のご案内です。公開日には「もくもく勉強会」も同時開催します。 |
|
RubyWorld Conference 2024 (12/5・6開催) にPlatinumスポンサーとして協賛 ファーエンドテクノロジー株式会社は、2024年12月5日(木)〜6日(金)に島根県松江市で開催される「RubyWorld Conference 2024」にPlatinumスポンサーとして協賛しています。 |
|
プロジェクト管理ツールRedmineのクラウドサービス「My Redmine」の海外向けサービス「My Redmine Global Edition」の提供を開始 「My Redmine」の海外向けサービスとして、新たに「My Redmine Global Edition」の提供を開始しました。 |
|
Redmineの最新情報をメールでお知らせする「Redmine News」配信中 新バージョンやセキュリティ修正のリリース情報、そのほか最新情報を迅速にお届け |