黒谷です。急に暑くなったかと思えば冬の寒さに戻ったりして、気温の急激な変化が体にこたえます。皆様もどうぞお気をつけください。
さて、以前のブログでGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleを利用しウェブサイトの分析をしていることを書きました。現在も、Google Analytics 4 (GA4)を利用してウェブサイトの分析を行なっています。最近は、GA4のレポート機能やデータ探索機能だけでなく、Looker Studio(ルッカースタジオ)を使ってレポート作成を始めました。どんな使い方をしているのか紹介します。
Looker Studio は、Googleが提供する無料のクラウドベースのビジネスインテリジェンス(BI)ツールです。Looker Studioを使うことで、様々なデータソースに接続し、それらのデータを分かりやすいレポートやダッシュボードとして視覚化できます。 専門的な知識やプログラミングスキルがなくても、直感的な操作で簡単に利用できます。
Looker Studioが接続できるデータソースとしてGoogle アナリティクスがあります。さらに、GA4のレポートのテンプレートが用意されていますので、どんなことができるのか試してみるのはとても簡単です。以下に手順を紹介します。
Looker Studioのトップページを表示すると、使用できるテンプレートと過去に作成したレポートの一覧が表示されます。テンプレートの中の「GA4 Report」をクリックすると、ダミーデータを使ったサンプルが表示されます。
サンプルの右上にある「自分のデータを使用」というボタンをクリックすると、データを選択するダイアログが表示されます。
対象のプロパティを選択して「追加」をクリックします。
たったこれだけの操作で、ユーザー数の推移グラフやイベントの推移グラフなどが簡単に作成できます。
Looker Studioは、作成したレポートを指定した間隔で更新し、指定したアカウントに定期的に配信する機能を備えています。私はこの機能を使って、新規ユーザー数の推移を週ごとに集計したレポートを受けとるようにしています。
レポートの右上にある「共有」をクリックするとプルダウンメニューが表示されます。
「配信のスケジュール」をクリックするとスケジュール設定ダイアログが表示されます。
配信を開始する日時と配信間隔を設定すると、レポートを定期的に配信してくれるようになります。メールで、PDFに出力されたレポートが添付されて届きます。Gmailを使っていれば、PDFをダウンロードしなくてもクリックすれば見ることができるので、さっと確認できて大変便利です。
ほかにもプルダウンメニューから「レポートへのリンクを取得」をクリックするとURLを取得でき、他の人とリンクを共有できます。他のメンバーと共同でメンテナンスしたいときは「他のユーザーを招待」が利用できます。PDFがすぐに必要なときは「レポートをダウンロード」で取得できます。
Looker StudioをGoogle アナリティクスのレポート作成に使い始めました。使いこなせているとはとても言えませんが、いろいろな機能をマウスで操作して結果を確かめながら試すことができるので、良いツールだなと感じています。今後はGoogle アナリティクスだけでなく他のデータ分析にも活用していきたいと思います。この記事がLooker Studioをこれから始めてみようかとお考えの方のお役に立てれば幸いです。
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