こんにちは。開発グループの吉岡です。 今回はJAWS DAYS 2025 に参加してきたのでその報告を書きたいと思います。
2025年3月1日(土)、池袋サンシャインシティで開催されたJAWS DAYS 2025に参加してきました。 JAWS DAYSは、AWSユーザーグループ「JAWS-UG」が主催するイベントで、AWSの最新技術や活用事例を学べる貴重な機会です。 今年の開催時間は9:00~19:30、参加費は1,500円と、誰でも気軽に参加しやすいイベントでした。
基調講演をはじめ、AWS CDKのセッションやGameDayへの参加、さらにブース巡りを通じて、多くの学びと新たな発見がありました。 本記事では、その体験を振り返り、特に印象に残ったポイントを紹介していきます。
JAWS DAYS 2025の基調講演では、AWSの副社長兼チーフエバンジェリストであるJeff Barr氏が登壇し、AIとソフトウェア開発の未来について語りました。 特に、「AIは開発者を置き換えるものではなく、支援するもの」という考えが印象的でした。 コンパイラが誕生したときの開発者と同じような不安を、今のAIに対して抱くのは自然なことだという指摘には、なるほどと納得させられました。
また、「AIツールは記事を読むだけでなく、実際に手を動かして学ぶことが重要」という話にも強く共感しました。 ネットの情報だけで理解した気になるのではなく、自分自身でも意識的に試してみることが大切だと改めて感じました。
AI技術の進化に対して前向きに向き合い、活用することで、より良い開発体験が得られる。そんなメッセージが詰まった講演でした。
このセッションでは、AWS CDKの進化と日本コミュニティの貢献について紹介されました。 日本の開発者が多くのPull Requestを送り、CDKの発展に大きく関わっていることを知り、OSSへの参加に興味が湧きました。 日頃から普段使っている技術に対して何かしら貢献できると良いと考えていたので、OSS活動について考える良いきっかけとなるセッションでした。 まずは、CDKのソースコードを読むことから始め、自分にできることを考えてみようと思いました。
各ブースの詳細は省きますが、多くの企業や団体がブースを出展しており、最新技術やAWSの活用事例について話を聞くことができました。 時間の都合で半分ほどしか回れませんでしたが、それでも得られる知見や刺激は十分。 特に、普段使っているサービスのブースでは、せっかくの機会なのでお礼を伝えるととても喜ばれ、こちらも良い気分に。 今後もこうした感謝を伝える習慣を続けたいと思いました。
また、ちょっとした会話から意外な学びやヒントを得ることができ、とても有意義な時間でした。 次回はもっと時間を取って回りたいと感じました。
JAWS DAYS 2025で開催されたAWS GameDayに参加し、チームでAWS環境の構築やトラブルシューティングに取り組みました。
AWS GameDayは、架空のシステムを構築・運用しながら、チームで問題解決力や実装スキルを試す実践形式のワークショップです。 3~4名で協力し、トラブル対応やクエストの達成を目指して得点を競いました。
数回目の参加でしたが、改めてAWSの知識を実践的に活用する難しさを実感しました。
特に、トラブルシューティングやシステムの可観測性の重要性を改めて認識。
また、普段の業務では使わないAWSサービスを試す機会にもなり、学びの幅が広がりました。
さらに、チームメンバーと協力しながら課題を解決していくプロセスも刺激的で、技術的な知識だけでなく、コミュニケーションの大切さも再認識できました。
AWS GameDayは、実践的なスキルを磨ける貴重な機会でした。今後もこうしたイベントに積極的に参加し、AWSの理解を深めながら技術力を向上させていきたいと改めて思いました。
JAWS DAYS 2025は、AWSの最新技術やコミュニティの熱量を直接感じられる、とても刺激的なイベントでした。 基調講演では、AIが開発者を支援する未来についての考えに共感し、AWS CDKのセッションでは、OSSへのコントリビュートに興味を持つきっかけになりました。 また、GameDayでは、実践を通じた学びの大切さを再認識し、ブース巡りでは多くの人との交流から新しい発見がありました。
特に印象に残ったのは、「技術は知るだけでなく、実際に手を動かして学ぶことが重要」という点です。 AWSは日々進化しており、情報を得るだけではなく、実際に使ってみることが理解を深める最良の方法だと改めて感じました。
また、コミュニティの力を強く実感した1日でもありました。 登壇者や参加者との会話を通じて、新たな視点を得ることができ、AWSに関わる仲間とともに学び続けるモチベーションが高まりました。 これからも、イベントやコミュニティの活動に積極的に参加し、学びを深めていきたいと思います。
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