海外プリペイドSIM(SIM2 Fly)をヨーロッパで初めて使ってみた

3行で言うと…


2018年はじめのブログを担当する石原です。今年も社員で順番を回して毎週水曜日にブログを更新していきます。どうぞよろしくお願いいたします。

約2ヶ月前にヨーロッパへ行きました。行き先でもスマートフォンでインターネットを使うために、初めて海外プリペイドSIMを使ってみました。初めはモバイルWifiのレンタルを考えていましたが、いろいろ調べているうちに海外プリペイドSIMを使うのが便利そうだと分かりました。

海外プリペイドSIM「SIM2 Fly」

私が選んだのは、AISのSIM2 Flyです。理由は 日本でも利用できて、渡航前にSIMカードの挿し替えができるから です。現地で設定したけどインターネットが利用できなかった!という事態を避けるために、日本で落ち着いて接続確認をしてから飛行機に乗れるのは安心です。日本の企業(楽天とかIIJ)が提供しているSIMもありますが、料金が高めでした。私が利用したSIMカードは、ヨーロッパやアジアで15日間、4GB利用できて3,400円でした。

SIMカードを使う方法

SIMカードを挿し替えて使う上での前提として、SIMフリーのスマートフォンを準備する必要があります。私はすでにSIMロック解除を済ませていました。

実際に行った設定を自分のメモがてらまとめます。

SIMカードの購入からインターネットを利用するまでの手順

  1. AmazonやYahoo!ショッピングなどでSIMカード購入
    Amazon:http://amzn.asia/29tBjBM
  2. プロファイル削除
    iPhoneの場合:[設定]→[一般]→[プロファイル]から削除
  3. データローミングON
    iPhoneの場合:[設定]→[モバイルデータ通信]→[通信のオプション]→[ローミング]→[音声通話ローミング]をON
  4. 電源を切ってSIMカードを挿し替える
  5. 電源を入れたら使える状態

私は渡航前日にSIMカードを挿し替えておきました。日本ではSoftBank回線に接続されました。インターネットに接続されると、SIM2 Flyを提供しているAIS(タイの会社)から英語やタイ語のSMSが次々と届きました。

さて、飛行機に乗って12時間かけてパリへ!機内ではインターネットは利用しませんでしたが、有料WiFiサービスがありました。12時間もインターネットのない環境で過ごせるのか心配でしたが、機内食や映画、睡眠で時間を潰せたので困ることはありませんでした。5時間の夜行バスにも耐えられない私ですが、初めての長時間フライトはとても快適に過ごせました。

着陸して機内モードをOFFにすれば、1分以内に自動接続されてすぐにインターネットが利用できました。タイムゾーンも自動で切り替わりました。

フランス・パリ

ギリシャ・アテネ
ドイツ・ベルリンでは3社の回線に接続されました。

フィンランド

帰国後、もとのSIMカードに戻す手順

  1. 帰国後、電源を切ってもとのSIMカードに挿し替える
  2. 電源を入れてデータローミングをOFF
  3. プロファイルをインストール
  4. 使える状態

データ通信専用SIMの注意点

ちなみに、私が利用したのはデータ通信専用SIMなので電話番号にかかってきた着信を受けることができません。ただ、LINEの無料通話やFaceTime、LINE out(無料で携帯電話や固定電話に発信できる)が利用できるので、普段から携帯番号での発着信がほとんどない人にとっては問題ないと思います。

帰国してからわかったことですが、海外SIMを使用していた期間に着信があった場合、着信履歴に表示されないことでした。相手には「お掛けになった電話は、お客様のご都合によりおつなぎできません。」という内容のアナウンスが流れたとのことでした。

感想

残念ながら速度計測まではできていませんが、「遅い」と感じることはなく普段通りインターネットが利用できました。海外でも日本と同じように一週間、3,400円でインターネットが利用できるのは便利で満足な商品でした。

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