岩石です。毎年この時期の主役は桜です。多くの方がカメラを向け、またそのような風景含めて心安らぐ雰囲気を感じることができます。
1億総カメラマン時代には画像編集をなさる方も増えました。スマホのアプリとかではなく、PCに向かい本気で画像処理をされる方に面白いツールを見つけましたので紹介します。
コロナ禍で多くのイベントが中止になったり、オンラインでの開催への形態変更をせざるを得なくなりました。特に昨年2月から夏にかけては全国での緊急事態宣言など様々な背景もあり、中止になったイベントが多数ありました。
私が毎年楽しみにしているイベントとしてCP+(シーピープラス)というイベントがあります。カメラと写真映像に関係するイベントで毎年2月終わりか3月始めにパシフィコ横浜で開催されていました。
上記のような状況で2020年の開催は中止となりました。残念ではあったのですが開催されても横浜へ行けるような状況では無かったですし、状況をふまえての決定は理解できるものでしたので、きちんと受け入れることができました。
アーカイブ2020年版について | CP+2022 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」
そして2021年の開催については、現地開催とオンラインでのハイブリッド開催という方針が早期に出されました。家族やその他含め私個人の周囲の状況では、まだまだ横浜に出かけるには課題も多く、当初よりオンラインでの参加を予定していましたが、昨年12月に現地開催は中止との決定がされました。開催方法決定までにはアンケートなども行われ、新型コロナウィルスの感染状況だけでなくアンケートの結果などもふまえての決定だったのだろうと感じています。
CP+2021 カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」
オンラインでの参加となりましたが、オフライン開催と比較し出展社数が少なく、正直とても残念な感想を持ちました。背景として想像したことは、多くの企業でオンラインでの製品紹介やウェブセミナーなどを行っており、展示会というイベントでなくても催しが実践できる状況になっていることは理由の一つかなと感じました(私個人の想像ですので事実とは異なるかもしれません)。もちろん初めてのオンライン開催ということで、運営の大変さというのも理由としてあるかもしれません。
オンラインでの開催で出展企業数が少ないことは残念でしたが、オンラインのおかげで参加することができる(都合や移動などを気にする必要がない)ことや、直接人と話さなくてもいろいろ見ることができるという気軽さなどのメリットもあります(スタッフの方々を気にせずジックリ見て回りたい時ありますよね!)。
都合や費用的に現地に行けない場合もありますし、移動については気にしなければいけないことがある現在の状況ですので、 出展者数も多く・オンラインで参加も可能・必要に応じて質問などできる そんな展示会・イベントが開催できるようになると良いですね。
私は今回出展されている企業のリストをみて、全ての企業のイベントWebサイトを訪れてみました。多くは新型のカメラのページなどになるので、欲しくても購入予定の無い私には目の毒です(笑)。
閲覧をする中でTourBox Techという企業のサイトに強く興味を持つことができました。
同社はTourBox NEOというコントローラーを出展していらっしゃいました。TourBoxという製品の新型だそうです。ネットで調べてみるとTourBoxはクラウドファウンディングで資金調達され作り上げられた製品のようです。
同製品は簡単に説明すると次のようなものになります。
クリエイティブツールでは多くの機能を使い、また値の調整をする操作が多いです。カーソルが画面を行ったり来たりし、またドラッグ操作で微妙な調整をするなど、マウスやパッドの作業では辛い場面も多いです。こういったツールの操作に慣れてくるとショートカットキーを使用して迅速な操作を行いますが、初心者ではショートカットの使用が身に付かず、マウスカーソルを行ったり来たりさせるしかありません。
TourBoxでは自分がよく使用する機能のショートカットを自分の使い方に合うボタンなどに自由に割り付け使用することができます。
早速製品を調達してみました。適度に重さがあり机にしっかり止まっています。ボタンやダイヤルの動きは適度な軽さで壊れそうな雰囲気はありません。耐久性については今後の様子見ですね。先日Premiere Proを使用して録画動画の切り詰めや分割・結合などを行いましたが、下図のような割り付けで使用したところ自分が想像していた時間より処理を短縮することができ、このアイテムの有効性を強く感じました。
Premiere Proの作業ではマウスカーソルが画面を縦横無尽に移動し処理を進めます。
動画をカットする処理であれば
という処理の流れがありますが、その作業の場面でマウスカーソルを移動し処理を進めます。結果としてマウスカーソルが画面を行ったり来たりすることになり、作業効率が良いとは言えません。
慣れた方であればショートカットキーで処理を進められると思いますが、月に数回程度の利用ではなかなか覚えることができません。TourBoxであれば、自分がよく使用する処理・ツールをピックアップし割り付けることで操作性が向上が期待できます。
使い方にもよりますが、アプリケーションの利用目的や処理方法は一つではありませんので、動画の処理パターンによってプリセット設定を切り替えるのも良いかもしれません(例:エフェクト処理重視・カット処理重視・合成処理重視などなど)。
現在Photoshopでの使いやすいプリセットを考えています。
PhotoshopとPremiere Proでは処理の操作が異なります。Photoshopでは細かく範囲を選択したりレイヤーの操作や色の値を増減といった作業が中心と感じます。Premiere Proでは動画の移動やエフェクトの選択、ZOOMしたり移動したりなどの時系列的な処理などを行っている気がします。処理の施し方に違いがあるため、同じような割り付けの感覚で作ることができません。
幸いPhotoshopについては公式のプリセットが準備されてますので、これをベースに自分に都合の良い設定を探しているところです。
またTourBox Tech社のサイトには利用者が作成したプリセットをダウンロードできるページが用意されています。ダウンロードし、適用してみるまでどのような設定か確認することができないのが残念ですが、公開された設定を参考に自分が作成したプリセットを見直してみるのも良いかもしれません。
私が普段利用するツールとしてはWebブラウザとエディタ、ターミナルソフトといったところですが、エディタについてこのTourBoxを使ってなにか面白いことができそうです。うまく設定できればVIMとEMACSとを同じ操作で使うことができるかもしれません!...いや不毛なのでやりません。
タブ移動とかカーソルジャンプとか使いやすくなればいいですね。
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