マーケティンググループの石原です。ファーエンドテクノロジーはタスク管理にRedmineを使っています。社内ではリリース前のRedmineを利用することで不具合の検出に取り組んでいます。その中で数ヶ月前、バグに遭遇しました。
(関連情報)
リリース直後のRedmine 4.1.0にすぐアップデートしても大丈夫か? ― Redmine不具合検出のためのファーエンドテクノロジーの取り組み
RedmineはチケットやWikiなどにファイルをアップロードできます。添付されているファイルの名前を attachment:document.pdf
のように記載すると添付ファイルへのリンクを記載できる機能があります。
あるとき、添付ファイルへのリンクの記述がそのまま表示されリンクになっていないことに気がつきました。
ただ、プレビューのモードでは期待通りにリンクとして表示されるので書き方は問題ないようです。
自分ひとりでは解決できなかったので、社内のSlackで事象を共有しました。
弊社は業務としてRedmine本体の改善活動を行っています。Redmineに詳しいエンジニアが動作確認を早速してくれて、Redmineのあるバージョンでファイルの添付とは別(同時ではなく)のコメントで書いたリンクについて発生することがわかりました。
Redmine本体の開発は https://redmine.org/ で行われています。バグを報告するには、Redmine公式サイトにチケットを(英語で)作ります。今回はエンジニアがRedmine公式サイトにバグの報告、さらにはバグを修正するパッチを投稿していただきました!
こちらが実際に報告されたチケットです(すでにコミット済み)。
Wiki notation `attachment:file_name` cannot make a link to a file attached to other journals
私はバグとも思わず軽い気持ちでSlackに書いただけですが、社内で共有することでRedmineの改善につながりました。これまでもバグをみつけたことがありますが、引き続きRedmineの改善に貢献できるよう気がついたことは共有していきたいと思います。
ほかにもバグではありませんが、使いにくいと感じていること、こうなったらよさそうということを社内のSlackに書いています。これからも気になったことは共有していきます。
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