遠藤です。2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)における日本の活躍に感動しました。準決勝の劇的勝利は本当にすごかったですね。
さて、今日はアンケートについてです。アンケートには特定の人に行うものと、不特定多数の人から回答を回収するものがあります。前者は対象となる人も明確であるため、Googleフォームなどの無料のアンケートツールを使用することにより比較的簡単に回収できます。一方、後者は回答してくれる人たちを集める必要があります。昨年、会社の業務以外で不特定多数の人を対象にアンケートを回収する取り組みを行なったので紹介します。
アンケートは、自分が所属する任意団体の事業の一環として取り組んだものです。背景として、新型コロナウイルスの影響により、人が集まって何かイベントを行うなどの事業が実施できない状況にありました。オンラインで実施できる事業として検討し、ある程度予算も確保できていたことから、オンラインで簡単に実施できるアンケートを行うこととしました。
アンケート実施の目的は、意識調査のために行いました。これまでアンケートを行うような取り組みを行なっていなかったため、取り組む意義があると思いました。なぜこのような取り組みができていなかったのかを考えてみると以前は、アンケートを回収するのは大変そうである、コストがかなりかかるなどの問題があったのではないかと思いました。しかし今ではインターネットの普及、スマートフォンの普及、無料アンケートツールの充実などにより手軽に行えるようになっています。
特定の人に行う対象が明確なケースでは、無料アンケートツールなどでアンケートを作成し、そのURLを対象者に伝えるだけで回答してもらうことができます。
しかし、不特定多数の人たちから回答を回収したい場合、回答してくれる人たちを集める必要があります。自分たちで回答者を集めてくるのは難しいため、アンケートを回収してくれるサービス会社等に委託する必要があります。
今回、このような不特定多数の人たちから回答を集めてくれるサービスはいくつもあったため、複数の企業に見積もりを依頼しました。
アンケートを実施するにあたっておおまかに次のことを条件としました。
以上のような条件の場合、約20万円で実施できることがわかりました。また希望の1000件の回答を集めることも可能であるとのことを見積のときに回答していただきました。
1000件の回答を必ず集めたいと思ったので、1000件の回答が確実であることを第一の条件としました。自社で回答モニターを確保しているようで、回答見込み数を事前に回答していただけて安心しました。最終的にはいずれのサービスも予算内におさまりそうだったので、営業担当の方の対応が丁寧で、レスポンスが早く、またアンケートの回答をクロス集計までしてくれるという点で決めました。
実施の流れは次のような感じでした。営業担当さんが丁寧に対応してくださり、レスポンスも早かったことからスムーズに実施できました。仮に目標回答数を回収できなかった場合の請求金額はどうなるのかについては、回答数にあわせて金額が変更になるとのことでした。
※1自前で用意したアンケートツールにモニターを誘導することも可能であった。今回は画面制作をお願いした。
驚いたのは、アンケートを実施してからたったの2日間で回収が終わったことです。有料サービスを利用しない場合の代替手段があるかというと思いつきません。コストはかかりますが、2日程度で1000件もの回答が回収できるのならば、定期的な観測などに活用できるのではないかと感じました。
アンケートには自由記述の設問を含めていました。そのため1000件の自由記述を集計するのは大変でした。集計したものも、わかりやすくまとめるのは難しく、頻出単語を抽出する程度にとどまっています(GoogleコラボでWord Cloudというライブラリを使って頻出単語を画像化)。
今回の実施で、基礎となるデータを集計できました。今後の施策を検討する上で、活用できるものと考えています。他にも安価で実施できるサービスもあるため、次回以降は他のサービスも利用してみたいと思います。
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