黒谷です。このブログは、Rubyで実装されたEmacsライクなテキストエディタTextbringerを使用して執筆しました。
2023年5月11日(木)〜13日(土)に長野県松本市で開催されたRubyKaigi 2023に参加しました。そのレポートをお送りいたします。
ファーエンドテクノロジー株式会社がある島根県松江市から松本市までの移動は、飛行機でワンホップというわけにはいきません。Day 1当日の移動ではMatzの基調講演に間に合わなさそうだったので、前日を移動日とし、鉄道で移動することにしました。松江から特急やくもで岡山へ、岡山で新幹線に乗り換えて名古屋へ、名古屋で特急しなのに乗り換えて松本へ到着しました。
松本駅では、デジタルサイネージや横断幕でRubyistの来訪を歓迎されていました。これを見てワクワク感が高まりました。
前日の移動にしたので、Day 0に企画されていた自作キーボードイベントKeebKaigi 2023に参加しました。会場には多数の自作キーボードが展示してありました。いろんな自作キーボードにさわらせていただき、大変勉強になりました。自作キーボードはまだまだ楽しい深みがありそうです。
恥ずかしながら拙作の自作キーボードも持っていって展示したところ、興味を持たれた方がいらっしゃって、いろいろとお話できました。ロータリーエンコーダをブラウザ表示の拡大・縮小に割り当てる使い方をほめてもらえて嬉しかったです(小並感)。
KeebKaigi 2023の運営の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。
Day 1の朝、会場のまつもと市民芸術館に到着すると、入り口で角谷さんが出迎えてくださっていました!
中に入ると、MATSUMOTO RubyKaigi2023の文字が目に飛び込んで来ました。階段の手前側をうまく使って、バナーのように見える工夫がしてありました。とてもかっこよかったですし、RubyKaigi 2023の会場に間違いなく来たんだなという安心感を感じました。いい感じに写真が撮りたくで何度も階段の手前をうろうろしてしまいました(写真がいい感じに撮れたかどうかは不明)。
メイン会場にはたくさんのRubyistが集まっていました。そしてRubyKaigiのオーガナイザー、松田明さんが登場、RubyKaigi 2023が開幕しました。
松田さんは弊社の技術顧問に就任していただいています。お忙しいとは思いましたが、会場で声をかけさせていただいて、技術顧問に就任していただいたお礼を伝えることができました。
講演はMatzの基調講演で始まりました。Ruby誕生から30周年ですね。
Day 1の最後、ライトニングトークにMatzが登場したときはとても驚きました。松田さんから技術的なトークをリクエストされたとのことでした。
ライトニングトークでは、島根県勢、NaClの前田修吾社長も話されました。プレゼンツールはRabbitのようでした。Textbringer-presentationは使わなくなったのかな...。
Day 3にモンスターラボの羽角さんの講演を聞きました。テーマはマイコンでSQLite3を使えるようにされた話。途中で実機を使ったデモもあり、わかりやすく面白いお話でした。私もマイコンとPicoRubyを使っていろいろやっていきます!
ミーハーな私は、Ruby技術書の執筆者が集結するこの機会に、所有している書籍にサインをもらおうと目論みました。
「研鑽Ruby」の角谷さんとジェレミーさん
「はじめてつくるWebアプリケーション」の江森さんとやださん
「ユウと魔法のプログラミング・ノート」の鳥井さんは、本の到着が間に合わなくて持って行けなかったのですが、表紙のコピーにサインをしてくださいました。
昼食などで使用できるバウチャーが配られました。バウチャーが使用できるお店をリストアップされていて、それを見ながら食事をするお店を探して食べに行きました。地元のお店で食事をしたいと思っていたので、大変ありがたかったです。
そばを食べたいと思っていたので、全部そばを食べるのに使いました。どのお店もとても美味しかったです。
お蕎麦屋さんの中にはRubyKaigi用メニューを用意されていたお店もありました。こういう企画は街全体でRubyKaigiを作っている感じがしてとてもいいですね。
あっという間の、とても楽しく興奮した3日間でした。久しぶりにRubyKaigiに参加して、相変わらずのRubyistのパワーのすごさを体感することができました。参加する機会をいただけたことに感謝いたします。
RubyKaigi 2023のスタッフの皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
初めて訪れた松本の街を少し見物しました。松本は、お城があり、城下町の風情が残り、川が流れ、山に囲まれて、スケールは違いますが松江と雰囲気がとても似ている感じがして、落ち着いた気持ちで過ごすことができました。
そばだけでなくて他の食事も大変美味しかったです。とても素敵な街でした。また訪れたいと思います。みなさんも機会があればぜひ松本を訪れてみてください。
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