AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトを受験した話


My Redmine

中途入社2年目の前田 稔です。AWS Certified Solutions Architect - Associate(以下、SAA-C03)を受験し、無事に合格しました。今回は、学習に使用した教材や進め方についてご紹介します。
※試験内容そのものには触れていません。

受験の背景

受験のきっかけは、社内で「そろそろSAA-C03を取得してみてはどうか」という提案をいただいたことでした。

というのも、弊社サービス(例:My Redmine)ではAWSを活用しています。
参考:ITOCイベント開催報告:AWS活用事例からビジネスと技術を学ぶ(資料あり)

そのため、AWSの代表的なサービスや構成パターンの理解、およびマネジメントコンソールの操作スキルが求められます。

今回は、資格取得そのものが主目的ではなく、業務に必要なAWSの知識を体系的に整理し、理解を深めることを目的として受験を決意しました。

学習方針:具体 → 抽象 → 応用

学習は、「具体(情報収集・体験)→ 抽象(抽象化・モデル化・パターンの発見)→ 応用(実践・検証)」という3ステップで進めました。

参考:エンジニアの知的生産術(技術評論社)

1️⃣ 具体(情報収集・体験)

試験範囲に含まれる各サービスについて、大まかな全体像をつかむことを目的に、以下の教材を活用しました。

2️⃣ 抽象(抽象化・モデル化・パターンの発見)

各サービスの特徴や、アーキテクチャにおける重要なパターンを比較・整理し、違いを理解するために、以下の教材を活用しました。

3️⃣ 応用(実践・検証)

模擬試験問題集を通じて、知識の定着と各サービスへの理解度を確認しました。

試験当日に意識したこと

試験では、まずは問題文をなるべく速く読むことを意識しました。

試験時間が130分、出題数が65個なので、1問に2分しかかけられません。もちろん、誤読を避けるための見直しは必要ですが、最初から丁寧に読みすぎると時間が足りなくなるリスクがあります。 時間配分に迷う場合は、まずは「速さ重視」で進め、後から見返すほうが柔軟に対応しやすいと感じました。

おわりに

今回の受験を通じて、AWSの構成要素や設計原則について体系的に学ぶことができました。 本記事が、これからAWS認定資格の受験を検討されている方の参考になれば幸いです。

My Redmine

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