3行で言うと…
社内のチャットツールとしてAtlassian社のStrideサービスを使用していることを以前ブログで書きました。そのような折、Slack社と提携されStrideは来年2月にサービス終了されることが発表されました。
Announcing our new partnership with Slack - Atlassian Blog
残念ながらまた移行することになったのですが、以前から社内用のアカウントは取得済みでしたし、またこういったツールに社員が慣れてきたこともあって来年を待たずにさっさと移行しました。いろいろなサービスを渡り歩いていますが、個人的には「結局Slackを使う事になったのか」という複雑な気持ちです。通知ボットなどもいくつか作っていましたがSlackはアプリケーションが豊富なのですぐに移行しました。他にもいろいろ遊べそうです。
業務やコミュニティ活動関係で動画中継や編集をすることがよくあります。編集ツールとして使用しているのはAdobe Premiere Proというソフトです。そういえば昔記事書いたよなと思いつつブログをさかのぼってみると2014年11月の記事に書いていました。もう4年も使っているんですね。手放せないツールの一つになりました。オススメ動画編集ツールです(ちょっとお高いですが...)。当初感じた使いやすさは今でも同じように感じています。
以前書いた記事でテロップのことについて触れていますがPremiere Proでは昨年のバージョンから新しいテロップの作り方が追加されました。
最近のテレビ番組ってとにかくテロップがたくさん表示されますよね。一般的に他国よりテロップの使い方が多いそうです。たしかにYoutubeなどを見ていても国内の動画はテロップ文字がたくさん表示される気がします。私個人としてはどちらかというと音や映像そのものに集中したいのですが、テロップを多彩に使用した番組作りというのは視聴者に受け入れやすい効果が生まれると思います。
従来 タイトル を追加し、そのタイトルに文字などを記入して重ね合わせることでテロップを挿入していましたが、新しいバージョンでは エッセンシャルグラフィックス を使用して作成するようになりました。 どのバージョンからなのかはっきり覚えていないのですが、次のような記事を見つけたので2017.1以降が対象のようです。
Premiere Pro CC 2017.1アップデート後によくあるご質問 | Adobe Community
ただし従来の方式も残っています。
レガシータイトル という機能を使用します。
流れとしては、
といった感じです。
エッセンシャルグラフィック での調整です。
こちらの流れとしては、
という感じですね。
動画にテロップ画面を重ねるという考え方で製作するのであれば、従来方式が向いている気がします。1枚の枠として考えるのでフレームのような使い方にも向いていると思います。テロップ表示画面を先に作り込んでおいて、動画に当てはめるにはこちらが良いです。同じ構成で異なるテロップを割り当てる場合などもこちらが使い易いです。
対して新方式は文字や図形を画面の任意の場所に配置するという考え方です。一般的なグラフィックツールに近いというべきでしょうか。Photoshopのようにレイヤーとして文字や図形を追加できるので、こういったツールになれている方にはこちらの方が使い易いかもしれません。個々の場面場面での編集はこちらが向いていると感じます。
現状ではどちらも利用可能ですので使い方に合った方を使用出来ます。また普通にテロップを加える程度であれば、どちらを使用しても同じ事が実現できると思います。
異なる点としては、レガシータイトルでは文字のストローク(文字の縁)を重ねる機能が多彩で、文字を目立たせるのには有効です(個人的にはあまり好きでは無いですが)。その他カーニングなど文字間隔の調整項目も多く備えられています。
比較概要
現在のバージョンである2018ではまだ継続して機能を使用出来ますが、「レガシー」と名をつけられているからには将来的に機能が無くなる可能性も否定できません。レガシーと名がつくものはタイトルの他にもエフェクトで多く見受けられます。名前から感じるイメージとしては、以前のバージョンで作成した物を編集するための互換性維持のための物ではないかと思われます。将来のことを考えると今後はレガシータイトルの使用は止めていった方が良いと個人的には考えています。
Adobe製のツールがCreative Cloudとなりサブスクリプションライセンスモデルになったため、ライセンスを継続する限り最新バージョンのアプリケーションが使用出来るようになりました。新機能の利用や安定した動作のため、また脆弱性対策などを考えると最新版を使用する事が基本です。
冒頭でチャットツールの移行の話を書きましたが、サービスやアプリケーションを快適に使い続けるため、今までの使い方に固着せず新サービスや新機能へ継続的に対応を進めるのが良いと考えています。
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