2台持ちだからできるApple Watchで睡眠分析と心拍数測定

3行で言うと…


新年あけましておめでとうございます。昨年は弊社10周年の企画で様々なトライをさせていただきました。
10周年特設サイト ファーエンドテクノロジー株式会社

今年は10周年の枠組みからは外れますが、昨年以上に新たなトライが出来ればと考えております。今後も変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

Apple Watch 2台目購入

さて今回の話題に入りますが、昨年9月に新型のApple Watch(Series 4)が発表・発売されました。初期型のApple Watchが発売されたときにはすぐに体験し当ブログに記事を書かせていただきました。

ウェアラブルがやってきた - ファーエンドテクノロジー株式会社

4年近く前の記事ですね。この頃はスマートウォッチそのものが珍しく、ウェアラブルデバイスがどのような用途に向いているか手探りの状況だったのではないかと感じています。数年経ちApple Watchは4世代目になり、またその他のデバイスや関連サービスも成熟しました。当時記事にした機種は社内で体験するために購入したものですが、個人的に継続利用したいと感じたため記事公開後に自分専用の機種を購入し毎日装着していました。

その後数年使用し段々と電池容量の低下などが気になるようになり、新型発売開始と同時に購入しました。

初期型モデルを比べると大きな違いとして

  1. iPhoneが近くに無くても通知や電話が可能
  2. 液晶表示領域が拡大
  3. 防水性能が強化

などの違いがあり、その他にもセンサー系の機能強化が施されています(1は前世代機種で既に実現していた機能です)。通知機能が利用目的のひとつでしたので、単体で通知ができるようになったことは買い換えの大きな理由でした。

睡眠分析

手持ちのApple Watchが2台になったため、もっと何か良いことが出来ないかと考えました。一方を装着中にもう一方を充電することができるため、ほぼ24時間装着することができます。そこで夜間睡眠中の状況を測定してみたいと考えました。

睡眠分析計のアプリをいくつか調べてみたのですが、最終的に選択したのは Auto Sleep というアプリでした。

AutoSleep Watchを使って睡眠を自動で追跡します

Auto Sleepを選んだ理由としては

などの理由によります。睡眠の前後での操作が何もいらず、ただ忘れずにApple Watchを装着していればそのまま寝るだけというのが一番の理由です。

Apple Watchを使って睡眠中かどうかの判断、睡眠中の体の動き、心拍数を計測し、睡眠の質や睡眠の傾向などをグラフィカルにレポートしてくれます。また前夜の睡眠時間はいくらであったかを設定した時刻に通知する機能もあり、毎日ふりかえりの機会を作ってくれます。

ダッシュボード 睡眠状況の分析 睡眠状況の評価 最近の睡眠時刻の傾向

日頃から睡眠不足の傾向があり「眠り」について気になっていたので、継続的な生活リズム改善のために使用しています。多少の誤検出などもありますが、そこまで厳密な測定を求めているわけでは無いので、私の期待には十分応えてくれています。

継続的な心拍数測定

ほぼ全ての時間にApple Watchを装着してますので、心拍数も継続的に測ろうと考えました。選択したアプリはAuto Sleepと同じ開発元が出している HeartWatch です。

HeartWatch. Heart & Activity

当日や過去の日平均・最低・最高心拍数の表示をポータルに、歩行中の心拍数や座っている時の心拍数などの集計結果を詳細画面表示します。iPhone(Apple Watch)の「アクティビティ」アプリと連携し活動の状況を踏まえて統計を取ることができます。

また取得された心拍数は全てグラフ化されて表示され、経過を視覚的に確認することができ、一時的に高い心拍数が続いた時には注意通知をしてくれる機能もあります。またこちらのアプリも前日の最高・最低心拍数や最も高い心拍数を計測した時刻と値を通知する機能があります。

ダッシュボード 計測データ一覧 移動(歩行)距離と心拍数値 アクティビティアプリとの連携

現時点でこれを何かの取り組みに活用してはいませんが、通知があった際など時折確認して高い計測値が出た時には原因は何だったのかをふりかえるようにしています。

Auto Sleep と Heart Watch のそれぞれからの Apple Watch への通知の例

2台の使い分け

睡眠中の測定に対応するため、基本的に

としています。入浴時も装着していればヒートショックとかそういうタイミングでの心拍数も測定できそうですが、防水対応とはいえ念のため今の時点では入浴時は外しています。防水性能に不安がなくなったら付けたまま入浴するようになるかもしれませんね。複数のApple Watchと1台のiPhoneで関係付けができるため付け替えだけでデータを引き継ぐことができ、こういった使い方が実現できています。

また、Apple Watchを装着して寝ることからの睡眠への影響をできるだけ少なくしたいので古い機器用に肌触りの良いベルトを買いました。

40mmケース用ネクタリンスポーツループ

以前のブログでは壊れそうで寝ながら装着はコワイと書いていましたが、寝相が良いのか装置が丈夫なのか今となっては何のためらいも無くなりました。特に違和感なく眠りに就いています。

もっと活用したい!

CASIOのG-SHOCKが好きで数台持っており、数年前までは気分で付け替えていましたが、ここ数年出番が無くなってしまいました。今でも少し淋しいのですが当分は普通の時計は身につけないんじゃ無いかという気がしています。

睡眠分析など使っているのですが、これだけでなくもっと使い倒せないか活用法を探しています。継続的な血圧測定や趣味でやっているテニスのスイングの診断などに使えたら良いのですが、今の機能(搭載センサー)では実現は難しそうですね。今後(将来)に期待したいところです。
他にもおもしろい使い方などあれば是非教えてください!!

こちらの記事もオススメです!
ウェアラブルがやってきた
Apple Watchを数日間使ってみて最新のウェアラブルを体験しました。
英語を書くのが少し楽になった、GrammarlyとGoogle翻訳による英文チェック
英文を作るときに英文チェックサービス「Grammarly」とGoogle翻訳を使っています。文法に誤りはないか、意味が通じるかをチェックすることで英文を書くのが楽になりました。
初めてのプレゼン資料作成にも嬉しいkeynote便利機能
RubyWorld Conferenceでショートプレゼン発表をしました。初めてプレゼン資料をkeynoteで作成してみて気づいた便利な機能を紹介します。
ケーブルがなく装着も楽なワイヤレスイヤホンを使ってみた
ワイヤレスイヤホンはケーブルがないので、混雑する電車内でも引っかかる心配がありません。
いま注目しているRedmineの新機能開発チケット
Redmineでまだコミットされていないチケットの中から、弊社エンジニアの石川が動向に注目しているチケットを紹介します。
ファーエンドテクノロジーからのお知らせ(2024/03/27更新)
2024年4月14日 オライリー本の全冊公開日のお知らせ(もくもく勉強会も同時開催)
ファーエンドテクノロジーが所蔵するオライリー本(全冊)公開日のご案内です。公開日には「もくもく勉強会」も同時開催します。
My Redmine スタンダードプランおよびAdminサポートデスクプランの料金改定のお知らせ【2024年4月ご利用分より】
2024年4月ご利用分より、My Redmine スタンダードプラン(民間企業・個人向け及び官公庁向け)とAdminサポートデスクプランの料金を改定いたします。
My Subversion 一部のプラン・料金改定のお知らせ【2024年4月ご利用分より】
2024年4月ご利用分より、My Redmine スタンダードプラン(民間企業・個人向け及び官公庁向け)とAdminサポートデスクプランの料金を改定いたします。
My Subversion ストレージ容量増量のお知らせ(一部プランを除く)
My Subversionではミディアムプラン以上の各プランのストレージ容量を増量します。
Redmineの最新情報をメールでお知らせする「Redmine News」配信中
新バージョンやセキュリティ修正のリリース情報、そのほか最新情報を迅速にお届け