AWS上でクラウドネイティブで再構築した「My Redmine Gen.2」リリース!


岩石です。コロナウィルスの騒ぎで明るい話題が隠れてしまってますが、大変な時こそ前向きに行動したいですね。

あ、そうそう今年最初に引いたは「太田吉光」でした。良いことがあると信じて過ごしています(わかる人にしかわからないネタでした)。


2月10日にMy Redmine サービスをリニューアルした「My Redmine Gen.2(ジェネレーション2)」をリリースしました。今回はリリースにまつわる話題を書きます。

なおMy Redmine Gen.2リリースに伴い、従来サービスをMy Redmine Gen.1と名称変更させていただきました。本記事内では従来のサービス(My Redmine Gen.1)のことをG1、新サービス(My Redmine Gen.2)のことをG2と表記します。

My Redmine

弊社は以前よりRedmineの開発に取り組んでおり、現在(2020年2月19日)の最新安定版である4.1.0では250の機能改善・修繕パッチが取り込まれていますが、そのうち半数を超える137件は弊社の開発によるものです。


Redmine 4.1.0でファーエンドテクノロジーが開発したパッチ137件(全250件の約55%)が採用

また弊社代表の前田がRedmineのコミッターとして活動しており、日々改善パッチのレビューなどを行なっている中で、開発最新版には取り込まれているものの、安定版リリースにはまだ取り込まれていない新機能などをより早く使っていただきたくRedMicaというプロジェクトとして公開しております。


ファーエンドテクノロジー版Redmine「RedMica」をオープンソースで公開

このRedmine/RedmicaをSaaSでご利用いただくサービスがMy Redmineです。

My Redmine - プロジェクト管理ソフトウェア RedmineのSaaS

2009年9月にサービスをリリースし、現在800を超えるご契約をいただいております。

内部の者が言うのもおかしいですが、Redmineをクラウドで使うのであれば最も良いサービスだと感じております。

リニューアルのきっかけ

従来から提供させていただいていたMy Redmine(以下G1と記します。)は、当初よりシステム稼働プラットホームとしてAWSを採用し、複数のサーバを連携してシステムが構成されています。

ご利用者の増大に伴うシステム規模の拡大に伴い

などが少しずつ課題となってきました。

またサービス開始当時AWSには米国北部バージニアリージョンのみ開設されており、このリージョンで開始しその後の規模拡大となったため、日本国内からのアクセスについてはレスポンス向上の対策に限界があることや、海外へのデータ保管を気になさるお客様への対応も難しい状況でした。

こういった課題の解決のためサービスリニューアルに取り組むことにしました。


G2の構築をG1(社内Redmine)で管理

コンセプト

上記課題を解決し、今後の5年後10年後も問題なく稼働できるように下記の内容に取り組むことにしました。


現時点でのシステム全体図(クリックで拡大)

細かな内容についてこの場で説明するのは難しいので、詳細については何らかの機会にお話をさせていただくことにして、内部課題に関しては下記のような内容が大きく改善しています。


アプリケーションデプロイの流れ(クリックで拡大)

このあたりの話は昨年11月に行われたRubyWorld Conference 2019にて弊社吉岡とともに登壇させていただいた際に紹介させていただいてます。講演の映像・資料が公式サイトで公開されていますので、ご興味ある方はご覧ください。

Redmineのホスティングサービスをクラウドネイティブで再構築 - RubyWorld Conference 2019

サービス利用上の特徴


My Redmine次世代サービス「My Redmine Gen.2(ジェネレーションツー)」開始のお知らせ

G1と比較した主なG2の特徴を列記します。

書き出してみるとサービス提供内容はそれほど目を引くものは無いのかもしれません。
それだけG1のサービスが良くできていたのだと改めて感じました。

G1をご利用いただいているお客様は、G2に変更されることなくG1のままのご提供となります。 G1環境からG2への移行については近い将来対応させていただくために現在作業を進めているところです。 もちろんG1についても安心してご利用いただけるよう従来通り対応してまいります。

G2のサービス仕様や詳細な内容などにつきましては、弊社サポート窓口や出展するイベント・勉強会などで弊社社員にお問い合わせください。

最後に

今回My Redmineのリニューアルでは中心で活動したスタッフや開発に関わった技術スタッフはもちろん、広報やサポートに関わるスタッフ等も一緒に取り組むことでサービスリリースにつなげることができました。

またサービスを実現するために従来のサービスの仕様などを改めてふりかえり調査し、そして新しい技術を学んで形にすることができました。

より良いサービス提供や今後の新たなサービスの企画開発に向けて良い体験ができたと感じております。


My Redmine

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