坂本です。1年も早いもので2020年最後のブログ更新です。本日のブログは先日開催されたRubyWorld Conference 2020に登壇したため、そのお話をしようと思います。
2020年はコロナウイルスの影響でほとんどのイベントが中止や延期、オンライン開催になったと思います。1年前までは想像もしていなかったので正直驚いています。毎年松江のくにびきメッセで開催されるイベント、RubyWorld Conferenceも今年はオンラインで開催され、私は初めてオンライン登壇しました。
発表した内容は『Redmineの脆弱性診断を「Ruby × Selenium」を使って自動化』です。
ファーエンドテクノロジーではオープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアRedmineの脆弱性検査を独自に行っています。Redmineの利用者やRedmineのクラウド版サービス「My Redmine」のお客様により安心してRedmineをお使いいただくためです。
実は昨年、オープンソースカンファレンス 2019 Shimaneというイベントで似たような内容をお話ししました。1年経ってもっと便利なメソッドを見つけ活用しているため、昨年よりもグレードアップしています。
また、内容については以前ブログでも書いています(Vaddyとseleniumを使ってRedmineの脆弱性チェックを自動化)。
オンライン登壇といっても、リアルタイムで発表するわけではなく事前に録画をするものでした。動画の録画&編集は弊社の岩石さんに、とてもいい感じに撮っていただきました!(しかも美白&小顔に)
事前録画での発表は今回がはじめてでした。個人的にメリットもデメリットもあるなと感じました。
それほど緊張しない
聞き手が見えないからか、録画している時も緊張しませんでした。前回、オープンソースカンファレンス 2019 Shimaneで発表した時には反省点として「もう少し顔をあげて聴講者をみながら話す」を取り上げていましたが、今回はかなりカメラ目線で発表できたと思います。
何回も撮り直せる
実は今回RubyWorld Conferenceで流れた動画はTake4の動画です(何回も撮ってもらいました)。一度撮ってみて、満足いかなかったら何回も録画しなおせるため、自分なりに一番ベストを尽くせた発表をお見せすることができます。
言い間違えても編集できる
何回も撮り直したとはいえ言い間違いや噛んでしまうことがあります。その部分は後で編集することができます。
自分の発表・前後の発表がみれる
まだプレゼンの経験は浅いものの、以前プレゼン発表した時は緊張で自分の前後の発表者の内容が頭に入ってきませんでした。せっかくイベントに参加しているのに他の人の発表が見れないのは少し残念なものです。ですが、オンラインだと当日も緊張しないため、しっかりと他の発表者のプレゼンを聞くことができます。
また、自分の当日の発表を見る機会はなかなかないですが、オンラインイベントだとイベントの流れで自分の発表が流れるため、自然と見ることができます。自分の話し方の癖や内容など冷静に見ることができ、今後に生かすことができます。
発表している感がない
録画中、発表を聴いている人がいないため本番というよりはリハーサルな感じが強かったです。緊張しないことはメリットの反面、緊張しなさすぎるのはデメリットに感じました。
どこをみていいかわからない
普段カメラに向かって話す機会がないため、どういう表情をすれば良いのか、カメラのどの辺を見れば良いのか探りながら話してました。
達成感をあまり感じられない
リハーサルな感じで録画したまま本番を迎えるため、実際に会場で話す時と比べて「やり切った」感がどうしても小さくなってしまいます。
今年は自分が楽しみにしていたイベントに行けなかったり、逆にオンラインイベントになったからこそ参加できたり楽になったりした1年でした。ですが、やっぱり会場に行ってそのイベントの空気を味わいたいものです。来年は、コロナが収まっていろいろなイベントに参加できると良いです。
2020年もありがとうございました。楽しいクリスマスと正月をお過ごしください。 2021年もよろしくお願いいたします。
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