最近参加している勉強会・コミュニティの集まりについて振り返る


My Redmine

こんにちは。今回のブログ担当は開発グループの石川です。

私はどちらかというと、一人で黙々と作業するのが苦手なタイプです。ついダラダラしてしまったり、集中が続かなかったり、気づいたら掃除を始めていたり。

そんな私にとって、誰かと一緒に作業できるもくもく会や、新しいことに興味を持つきっかけになる勉強会、交流会はとてもありがたい存在です。最近はオフラインの勉強会やコミュニティの集まりもまた増えてきて、技術だけでなく、人とのゆるいつながりを楽しめるようになってきました。

このブログでは、最近参加した勉強会やコミュニティの集まりを軽く振り返ってみます。

最近参加している勉強会・コミュニティ

Matsue.rb

https://matsue.rubyist.net/

Matsue.rb(松江Ruby)は、島根県松江市周辺で活動する、プログラミング言語Rubyのコミュニティです。毎月1回、オフラインで定例会が開催されており、それぞれが自由に「もくもく作業」をしています。

私は、Kaigi on Railsのアーカイブを見たり、AtCoderの過去問をRubyで解いたり、Redmineのパッチを書いたりと、そのときに興味のあるRuby関連のことを勉強しています。Rubyについてわからないことがあったときに質問しやすかったり、設計について相談できたりと、とても心強いです。

RailsGirls 競プロ同好会

https://blog.innotamago.com/entry/2024/12/01/002824

RailsGirls 競プロ同好会を主催されているあのぷるさんとRubyWorld Conference 2023で初めてお会いしたとき、お誘いを受けて参加するようになりました。現在は、1〜4人ほどで毎週金曜日の21時からオンラインでもくもく会をしています。最近はあまりできていませんが、以前はAtCoderの過去問をモブプロ形式で解く会も開催していました。モブプロ楽しい。

RailsGirls Izumo

https://railsgirls.com/izumo-1st.html

今年の6月に出雲でのRailsGirlsを開催することになり、オーガナイザーとして準備を進めています。RailsGirls Matsue 5thでもオーガナイザーを担当していましたが、今回が2回目でもまだまだ慣れないことばかりです。週1でオーガナイザーミーティングを行い、着実に準備を進めています。

E縁D

https://x.com/E_Nagi/status/1890751878855610581

E縁Dは、出雲と松江を中心に活動するIT系の女性コミュニティです。参加メンバーはプログラマーだけでなく、デザイナーやWebマーケター、EC・SNS運用などさまざま。定期的な活動はないものの、飲み会やランチ、もくもく会を不定期に行ったり、Discordで情報交換などをしています。業種や働き方が多様なので、いろんな話を聞けてとても刺激的です。

Izumo Developers' Guild

https://izumo-developers-guild.connpass.com/

Izumo Developers' Guildは、主に出雲で活動しているRuby好きのエンジニアたちが集まるコミュニティです。私が参加したのはもくもく会ですが、過去にはLT大会なども開催していたそうです。まだ2回ほどの参加ですが、出雲開催ということもあって初対面の方も多く、新鮮な気持ちで参加できました。

オライリー公開日・もくもく勉強会

https://www.farend.co.jp/news/oreilly-mokumoku/

ファーエンドテクノロジーのセミナールームで月1回開催されている「オライリー公開日・もくもく勉強会」にも参加しています。私は資格勉強をしたり、本を読んだりしています。セミナールームにはオライリー本が全冊そろっていて、やりたいことが決まっていなくても、その場で気になる本を探して読み始められるのが魅力です。

次回は2025年4月17日(木)18:00-20:00に開催予定です。


ファーエンドテクノロジー所蔵のオライリー書架

友達と月1勉強会

高校時代の友人と月に1回、勉強会をしています。お互いに通信制大学で勉強していた頃、「一人ではレポートが進まないね」と一緒に始めたのがきっかけで、数年継続しています。

私は先に卒業しましたが、今も資格勉強などをテーマに、もくもくと作業をしています。(途中からゲームを始めてしまい、ほとんど勉強せずに帰る日もあります)

参加する中で変化してきたこと・得られたこと

人と話す力

私はもともとあまり社交的ではなく、人の名前や顔を覚えるのも苦手です。知らない人に話しかけるのも気後れしてしまって、以前は勉強会に参加しても誰とも話さずにそのまま帰ることがほとんどでした。今振り返れば、それも悪いことではなかったと思いますが、当時の私は「うまくコミュニケーションが取れない自分」に対して、どこか後ろめたさや悩みを感じていました。

でも、いろんな勉強会やコミュニティに顔を出すうちに、少しずつ知り合いが増えて、今でははじめましての人と話すことに対する怖さが薄れてきたように感じます。

雑談からの学び

ちょっとした雑談の中にも、学びがたくさんあります。たとえば、ツールの使い方の話だったり、ちょっとした設計の工夫だったり、使っているエディター、おすすめの本や漫画などなど。人が熱心に取り組んでいることを聞いて、わたしもやってみようかな、と興味の幅が広がることも増えました。

「やってみたいこと」が自然と生まれるようになった

もくもく会など目的が決まっていない勉強会に継続して参加し続けていると、「次は何をやってみようかな」と、未来の勉強/作業のタネを考えるのが楽しくなってきました。Ruby等の新機能を見かけたときに「今度調べてみよう」とメモしたり、人の雑談から「あ、自分もそれ気になってたんだった」と思い出したり。休みの日にひとりで勉強していたときよりも、広く好奇心を持てるようになったと感じています。

まとめ

こうして振り返ってみると、勉強会やコミュニティの集まりは単に技術を学ぶ場というだけでなく、自分の成長につながる刺激を得られるとても良い環境だなと思います。特にもくもく会は、自分にとってちょうどいい距離感の学びの場です。今後も技術や人との交流を楽しみながら継続して参加していきたいと思います。

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