前田です。
オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェアRedmineに関するカンファレンス「Redmine Japan vol.2」が2月25日に開催されました。その中の企画の一つで、『ここ数年で顕著な活動実績や功績を有する「個人」を表彰する』という「The Redmine Award」で大賞をいただきました。
これまで相当の時間をRedmineのために使ってきました。理由の一つは自社で運営しているRedmineのクラウドサービス「My Redmine」のお客さんを増やすためですが、それだけでなくRedmineをより良いものにすること、さらなる普及につなげることも目指して活動してきたので、その活動を評価いただきこのような賞をいただいたのは本当にうれしく思います。
The Redmine Award 第1回 の大賞をいただいたのを機に、私のRedmineの活動を紹介します。
2007年10月に、Redmineの情報を発信するために「Redmine.JP」を始めました。
その少し前に当時所属していた会社でRedmineを導入したのですが、その頃はまとまった情報を見つけられずインストールや初期設定で苦労しました。そこで、誰かのブログとかニュースサイトの記事とかあちこちに分散している情報へのリンクをまとめておくだけでも誰かに役立つのではないかと考えてサイトを始めました。
その後FAQやRedmineのドキュメントの日本語訳などを追加していき、たしか1〜2年で現在のサイトと近い構成になったような記憶があります。
現在は個人のサイトではなく会社のサイトとして運営しています。
前述の Redmine.JP を更新したり、Redmineのリリース情報を発信したりしています。長年続けているので、ありがたいことにRedmineについてWebを検索すると Redmine.JP または関連サイトの情報がよくヒットするようになりました。
少し古い話ですが、「入門Redmine」という本も書きました。
Redmineのバグ報告や機能要望のチケットを作ったり、日本語訳をはじめさまざまなパッチを送ったり、ほかの人が作成したチケットを確認したり整理したりしています。
Redmineのコミットログを見てみると、私の初めてのパッチは2007年10月に取り込まれたカレンダーの日本語訳(r777)のようです。ちなみにRedmineの画面の日本語の文言のうち、2010年ごろ以降に追加されたものの多くは私が翻訳しました。
わりと地味な作業がチケットの確認や整理です。新着のチケットはもちろん数年前のチケットにも見るので結構時間を使って大変なのですが、長期間フィードバックが行われない要望・バグ報告・パッチを極力減らし、Redmineに貢献してくださる方々の労力を無駄にしないようにする大事な仕事だと思っています。
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「Redmine Japan vol.2」にゴールドスポンサーとして協賛、スポンサー専用トラックで発表を行いました。 |
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VS Codeを使っていて特に便利だと思った拡張機能(校正・目次自動作成・Vim)を3つ紹介します。 |
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テキストエリアのパスにアピアランスで塗りが設定されていたのが原因でした。 |
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紛失防止タグ AirTagを利用しています。サウンドを再生機能と正確な場所を見つける機能ですぐ発見できます。 |
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「RedMica Bridge」はシンプルなUIで簡単にチケットに入力でき、複数のRedmineのチケットを表示することができます。 |
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月例Redmineセミナー 「Redmineプラグイン・テーマの紹介〜ファーエンドテクノロジー開発〜」【2022/06/24開催】 ファーエンドテクノロジーが開発するRedmineのプラグインやテーマを紹介するセミナーを開催します。 |
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ブランドパートナーに5年連続で島根県在住のモデル ユイさんを起用 ユイさん(モデルスタジオミューズ所属)をファーエンドテクノロジーの2022年度ブランドパートナーとして継続して起用します。今年度で5年目となります。 |
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「FAR END NEWS」2022年第2号 発行 広報紙「FAR END NEWS」2022年第2号を発行しました。弊社サービスの運用・サポートに携わっているスタッフや弊社の取り組みをご紹介します。 |
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利用規約変更のお知らせ 「My Redmine サービス利用規約」を変更いたしますので、利用規約第6条に基づきお知らせします。 |
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