福田です。
今回は、先週2022年2月25日(金)に開催されたオンラインイベント「Redmine Japan Vol.2」に参加した様子を紹介します。
Redmine Japanは、オープンソースのプロジェクト管理ソフトウェア「Redmine」のカンファレンスイベントで、今回の開催が2回目です。(1回目開催時のブログ)
今回はZoomのオンラインイベントサービス「Zoom Events」を使って行なわれ、メイン・サブ・スポンサートラックと複数トラック並行して30以上のセッションが配信されました。参加申込者数は300名以上でした。
※「Redmine Japan」は弊社が運営しているRedmine日本語情報サイト「Redmine.JP」とは無関係です。
メイントラックでは、弊社代表でRedmineコミッターである前田が招待講演を行い、サービス開発グループの吉岡・石川も登壇しました。

2007年にRedmineと出会い、コミッターとして活動する現在に至るまで15年近くRedmineとの関わりを続けている視点で、Redmineの開発の歴史・現在の状況を紹介しました。

吉岡は昨年11月にベータ版をリリースした「RedMica Bridge」を紹介、開発の背景や機能についてお話しました。
パネルディスカッションでは、Redmineパッチ会オンラインのメンバーでもある当社の石川もパネリストとして登壇しました。「これからのRedmineがどのように変わっていくと望ましいか?」をテーマに今後Redmineに欲しい機能などの意見交換です。参加者とのチャットでのやり取りも活発に行われ、とても盛り上がっていました。
ファーエンドテクノロジーは今回ゴールドスポンサーとして協賛し、スポンサー専用トラックで発表を行いました。スポンサートラックでは、メイントラックでも発表を行なった前田、吉岡、石川が登壇。私はスポンサートラック全体の進行を担当しました。

UI extensionやチケットパネルプラグインなど、ファーエンドテクノロジーが開発したプラグインとテーマを紹介しました。
本セッションで紹介したプラグインのほか、ファーエンドテクノロジーが開発しオープンソースソフトウェアとして公開しているプラグイン一覧をファーエンドテクノロジーのコーポレートサイトで公開しています。

Redmineの気付きにくいけれど、知っておくと便利に使える機能を解説しました。このセッションの発表資料は下記からダウンロードできます。

RedMica Bridgeの開発を担当している吉岡とミニマルエンジニアリング代表石倉淳一氏が、RedMica Bridgeのアーキテクチャ紹介とライブコーディングを行いました。ライブコーディングではパンくずリストを実装しました。
RedMica Bridgeは、イベント当日の2月25日に新機能「検索機能・タスクリスト機能」をリリースしています。現在のRedMica Bridgeはベータ版を提供しています。無料で利用できますので、ぜひお試しください。
このセッションではRedmineに関するご質問に回答しました。時間が足りなくなる程多数の質問をいただき、大変ありがたかったです。

スポンサーセッション参加者の方向けにノベルティグッズのプレゼント応募企画も実施しました。
最近制作したばかりのRedMicaマスキングテープと、キーボードカバー・ステッカー・しおりをセットにして、応募していただいた方にお送りしました。

イベントの最後にはRedmineに貢献している個人を表彰する「The Redmine Award」の発表が行われました。15年間Redmineに関わりを続けている当社代表の前田(Redmineコミッター)もノミネートされ、みなさまの投票の結果、大賞を受賞しました。

今回のRedmine Japanは、講演のほかにもワークショップやパネルディスカッションなどRedmineに関する様々なセッションが行われました。
Zoom Eventsはいつも利用しているZoomウェビナーと操作が異なり初めて利用するものだったため、開催1週間前に皆でリハーサルをして操作方法を勉強しました。リハーサルで事前に操作に慣れたおかげで、問題なく全セッションを配信できてよかったです。

多数のセッションが配信される中、ファーエンドテクノロジーのセッションにも多くの方にご参加いただけて嬉しく思っています。Redmine Japan実行委員会のみなさま、開催までの準備と当日の運営ありがとうございました。
         
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         「Redmine Japan 2020」が開催。初めてオンラインイベントにブースを出展しました。  | 
      
    
         
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         VS Codeを使っていて特に便利だと思った拡張機能(校正・目次自動作成・Vim)を3つ紹介します。  | 
      
    
         
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         テキストエリアのパスにアピアランスで塗りが設定されていたのが原因でした。  | 
      
    
         
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         紛失防止タグ AirTagを利用しています。サウンドを再生機能と正確な場所を見つける機能ですぐ発見できます。  | 
      
    
         
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         「RedMica Bridge」はシンプルなUIで簡単にチケットに入力でき、複数のRedmineのチケットを表示することができます。  | 
      
    
       
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      2025年11月29日 オライリー本の全冊公開日のお知らせ(もくもく勉強会も同時開催) ファーエンドテクノロジーが所蔵するオライリー本(全冊)公開日のご案内です。公開日には「もくもく勉強会」も同時開催します。  | 
  
       
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      オープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine 6.1」の最新機能紹介セミナーを10月30日に開催 2025年9月22日にリリースされた Redmine 6.1 の新機能をRedmineコミッターの前田剛(ファーエンドテクノロジー株式会社 代表取締役)が解説します。  | 
  
       
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      【AIがRedmineのチケットを要約】チケット内容が瞬時に分かる新機能「AIチケット要約」をMy Redmineで提供開始! Redmineのクラウドサービス『My Redmine JP Edition』で、チケット内容を要約する新機能「AIチケット要約」が使えるようになりました。  | 
  
       
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      RubyWorld Conference 2025 (11/6・7開催) にPlatinumスポンサーとして協賛 2025年11月6日(木)〜7日(金)に島根県松江市で開催される「RubyWorld Conference 2025」にPlatinumスポンサーとして協賛しています。  | 
  
       
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